国学院久我山中学校過去問対策

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国学院久我山中学校合格のための過去問傾向と対策

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国学院久我山中学校算数過去問研究

2015年度國學院久我山中学校第1回算数入試問題は 1.2.四則計算を含む小問集合 3.場合の数 4.水槽に水を入れる(グラフの読み取り) の大問4題構成で、出題内容・問題構成ともに例年通りでした。

2015年度第1回算数受験者平均点は60.2点 合格者平均点は75.3点。 

今回は 4.水槽に水を入れる(グラフの読み取り)を解説します。



國學院大學久我山中学校2015年度算数入試問題4.水そう算 問題




國學院大學久我山中学校2015年度算数入試問題4.水そう算(1)解説解答

(1) ① Aの部分の底面積は何c㎡ですか。

解説解答




グラフより 水が水槽に入るのにかかる時間は上図の通り。

Aの部分には高さ30cmまでに水が入るのにかかる時間は4.5分。

1分間に5000c㎡ずつ水が入るので□×30 = 5000×4.5□ = 5000×4.5÷30 = 750


答  750c㎡


(1) ② Bの部分とCの部分の底面積の比をもっとも簡単な整数の比で表しなさい。

解説解答



Bの部分とCの部分に同じ高さ(ア)まで水が入るのにかかる時間の比は5.4:3.6 = 3:2

したがって 底面積の比も 3:2

何故 時間の比 = 底面積の比 になるかの解説

Bの部分に高さ(ア)までに水が入るときの容積は

底面積B×(ア) = 5000×5.4 より 底面積B = 5000×5.4÷(ア)

Cの部分に高さ(ア)までに水が入るときの容積は

底面積C×(ア) = 5000×3.6 より 底面積C = 5000×3.6÷(ア)

従って

底面積B;底面積C = 5000×5.4÷(ア): 5000×3.6÷(ア) = 5.4:3.6 = 3:2

答  3:2


(1) ③ Bの部分とCの部分の底面積はそれぞれ何c㎡ですか。

解説




図の②③④の部分全体に5.4 + 3.6 + 4.5 = 13.5分間で水が入る。このときの水の体積は

13.5×5000 = 67500cm3

②,③,④あわせて30cmの高さまで水が入るので

Bの部分とCの部分の底面積の合計は 67500÷30 = 2250c㎡

Bの部分とCの部分の底面積の比は 3:2なので

Bの部分の底面積は 2250÷(3 + 2) ×3 = 1350c㎡

Cの部分の底面積は 2250÷(3 + 2) ×2 = 900c㎡
答  900c㎡

國學院大學久我山中学校2015年度算数入試問題4.水そう算 (2)解説解答

(2) ひびからもれている水の量は毎分何cm3ですか。

解説



Bの部分にアの高さまで水を入れるのにかかる時間は

水がもれていない場合5.4分間,

水が漏れている場合 10.5 - 4.5 = 6分間

したがって 6 - 5.4 = 0.6分間余計に水をいれなければならないので、

6分間に漏れた水の量は (5000×0.6)cm3

したがって 1分あたりもれる水の量は 5000×0.6÷6 = 500



別解

②の部分には水漏れがない場合5.4分間ではいるので、

②の部分の容積は(5000×5.4)cm3

水漏れがあると6分間かかるので、1分間にもれる水の量を□とすると、5000×5.4÷(5000 - □) = 6
□ = 500


答 500cm3


國學院大學久我山中学校2015年度算数入試問題4.水そう算 (3)解説解答


(3) 水そうが初めて満水になるまでのグラフを完成させなさい。

解説




図の②,③,④,⑤にはBの部分から水がもれながら水がたまっていく。

水漏れがない場合と水がもれながら貯まっていく場合にそれぞれ1分間に入る水の量の比は 5000:4500 = 10:9

各部分の容積は同じなので、各部分に水がたまるのにかかる時間の比は 9:10

従って ③の部分にたまるのにかかる時間は 3.6:□ = 9:10 より □= 4

③と⑤の部分にたまるのにかかる時間は 3.6:□ = 9:10 より □= 4分 

④の部分にたまるのにかかる時間は 4.5:□ = 9:10 より □= 5分



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