久留米附設中学校・高等学校過去問対策

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久留米附設中学校合格のための過去問傾向と対策

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久留米大学附属中学校過去問研究

久留米大学附属中学校2012年度入学試験は 志願者448名 合格者180名 合格者最高点 411点 合格者最低点284点 合格最低得点率 56.8% 合格者平均点 319点 受験者平均点 264点でした。

 算数入試問題は 1.四則計算を含む小問集合4問 2.規則性と場合の数 3.さいころの回転と面の数 4.文章題応用 駐車料金 5.回転図形 6.立体図形の切断が出題されました。
全て解答のみを記入する解答形式でした。

今回は スペースONE福岡校のプロ家庭教師が 5.回転図形を解説します。

算数入試問題  回転図形

久留米大学付設中学校2012年度算数入試問題5.正方形の辺上の回転移動 問題


久留米大学付設中学校2012年度算数入試問題5.正方形の辺上の回転移動 (1)解説解答


(1) 最初の状態から頂点Aが点Eにくるまでに、正方形ABCDの対角線BDが動いてできる図形の面積は何c㎡ですか。

解説



図の通り 正方形ABCDの対角線BDを半径とする扇形の面積。



扇形の中心角は ∠CDA=∠ADB=45°なので 180ー45×2=90°

正方形の面積より BD×BD÷2=一辺×一辺 なので

BD×BD=2×2×2=8

よって  8×3.14×90/360=6.28
答    6.28c㎡

久留米大学付設中学校2012年度算数入試問題5.正方形の辺上の回転移動 (2)解説解答

(2) 最初の状態から辺ABが辺EHにくっつくまでに、正方形ABCDの対角線BDが動いてできる図形の面積は何c㎡ですか。

解説

最初の状態から辺ABが辺EHにくっつくまでに、正方形ABCDの対角線BDが動いてできる図形は 下図の通り。



②の半径は

直角二等辺三角形の面積より 

半径×半径÷2=2×2÷2÷2なので 半径×半径=2



問1からさらに加わった面積は ①から②の面積を除いた部分

①の面積は 半径2cmの円の面積の1/2と三角形あを加えた部分。

②の面積は 半径×半径=2の面積の1/2と三角形あを加えた部分部分。

あの面積は合同なので 結局増えた面積は

半径2cmの円の面積から 半径×半径=2の円の面積を除いた部分なので

2×2×3.14÷2ー2×3.14÷2
=(2×2ー2)×3.14÷2=3.14

よって  6.28+3.14=9.42


答    9.42c㎡

久留米大学付設中学校2012年度算数入試問題5.正方形の辺上の回転移動 (3)解説解答


(3) 正方形ABCDが正方形EFGHの周りを1周して元にもどるとき、正方形ABCDの対角線BDが動いてできる図形の面積は何c㎡ですか。

解説

図の通り 赤い部分と青い部分がそれぞれ4なので



赤い部分と青い部分の和は①の赤枠部分を除いた面積なので



赤枠部分の面積は2×2×3.14×90/360-2×2÷2=1.14(c㎡)

よって 求める面積は   (9.42ー1.14)×4=33.12


答   33.12c㎡



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