ラ・サール中学校過去問対策

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ラサール中学校合格のための過去問解説解答

中学受験時計算

ラ・サール中学校算数過去問研究

2015年度ラ・サール中学校算数入試問題は 例年通り四則計算,小問集合,大問の出題構成でした。解答も例年通り 途中式のない答えのみを解答欄に書き込む形式でした。

今回は2. 小問集合を解説します。

問題2.小問集合にチャレンジ


 

ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 問題



ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 (1)数の性質解説解答





解説解答



どれをかけても整数となる分数の分母は 7と21と35の最大公約数



すだれ算より 分母は7どれをかけても整数となる分数の分子は 9と10と6の最小公倍数




すだれ算より分母は 3×2×3×5×1 = 90


   

ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 (2)比の割合解説解答



解説

A中学校の生徒数を(15),B中学校の生徒数を(16)とする。



ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 (3)割合解説解答


(3) A,B,C3人の体重の和は164kgです。また、AとBの体重の和はCの体重の4倍より2kg少なく、Aの体重はCの体重の2倍より5.8kg多いです。A,B,Cの体重はそれぞれ何kgですか。

解説

AとBの体重の和はCの体重の4倍より2kg少なく3人の体重の和は164kgなので、



Cの体重は (164 + 2)÷(1 + 4) = 33.2kg

Aの体重はCの体重の2倍より5.8kg多いので、33.2 ×2 + 5.8 = 72.2kg・・・Aの体重AとBの体重の和は 1

64 - 33.2 = 130.8kgなので、 130.8 - 72.2 = 58.6kg・・・Bの体重


答  A 72.2kg, B 58.6kg, C 33.2kg


ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 (4) 長方形の折り返し図形解説解答


(4) 右図は長方形を2回折ってできた図形です。χを求めなさい。



解説

折り返す前と折り返した後にできる図形は合同なので、角度も同じ。同じ角度の部分に○,χを付けると図の通り。



○ = (90 - 54)÷2 = 18○ + □ = 134  なので、 18 + □ = 134   

□ = 134 - 18 = 116

したがって χ = (180 - 116) ÷ 2 = 32


答   32°

ラサール中学校2015年度算数入試問題2.小問集合 (5) 台形の相似形解説解答


(5) 図において、三角形PCDの面積は24.3c㎡です。AP:PBを最も簡単な整数の比で答えなさい。




解説

点Pから辺DCに、辺BCと平行な直線を引きその交点をEとし、Dから辺BCに垂線をおろしその交点をFとする。

また、PEとの交点をGとする。



△DPCの面積は PE×DF÷2なので、

PE×9÷2 = 24.3

PE = 5.4

PG = 4なので、GE = 5.4 - 4 = 1.4

三角形DGEと三角形PFCは相似形なので、GE:FC = DG:DF

GE:FC = 1.4:2 = 7:10

よって DG:GF = 7:10 - 7 = 3

したがって AP:PB = 7:3



答  7:3


別解

台形ABCDの面積は (4 + 6)×9÷2 = 45c㎡三角形PCDの面積は24.3c㎡なので、

三角形APDの面積と三角形BPCの面積の和は 45 - 24.3 = 20.7

よって 三角形APDの面積と三角形BPCの面積をそれぞれ2倍して、下図のように長方形をつくると、



その面積の和は20.7×2 = 41.4c㎡鶴亀算により、(41.4 - 4×9)÷2 = 2.7・・・PCの長さ



よって APの長さは 9 - 2.7 = 6.3AP:PB = 6.3:2.7 = 7:3



答  7:3






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