筑波大学附属駒場中学校・高等学校過去問対策

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筑波大学附属駒場中学校合格のための過去問対策

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筑波大学附属駒場中学校中学高等学校算数過去問研究

2015年度筑波大学附属駒場中学校算数入試問題は、昨年同様大問4題構成で、出題内容は1.約束記号 2.割合と場合の数 3.規則性 4.平面図形の分割でした。 解答も途中式や考え方をを書く形式でした。

今回は 4.平面図形を解説します。

算数入試問題4.平面図形の分割にチャレンジ



筑波大学附属駒場中学校2015年度算数入試問題4.平面図形問題


筑波大学附属駒場中学校2015年度算数入試問題4.平面図形(1)解説解答


(1) 辺ADの長さは何cmですか。

解説



BP = 8cm,PQ = 20 - 8×2 = 4cmのとき三角形ABPの面積と三角形PQRの面積が等しくなるので、

BP:PQ = 2:1

底辺の比が2:1なので、三角形ABPと三角形PQRの高さの比は1:2

三角形ABPの高さを①,三角形PQRの高さを②とする。

三角形ABP + 四角形APQD = 三角形PQR + 四角形APQDとなるので、

(AD + 8 + 4)×①÷2 = AD×(① + ②)÷2

(AD + 12) ×① = AD × ③

AD = 6
答   6cm


筑波大学附属駒場中学校2015年度算数入試問題4.平面図形 (2)解説解答


(2) 図2と図3の台形ABCDは、図1の台形ABCDと同じ台形です。(ア) 図2のように、BPの長さを8cm,QCの長さを10cnにしました。三角形PQRの面積は、(1)のときの面積の何倍になりますか。

(ア)解説



三角形AEDと三角形PRQは相似形。

AD:PQ = 6:2 = 3:1

三角形AEDと三角形PRQの面積比は 3×3:1×1 = 9:1

よって 三角形PRQの面積:台形APQDの面積 = 1:9 - 1 = 8

三角形PRQの面積:台形APQDの面積 :三角形PRQの面積 = 8:8:1

(1)のとき三角形ABPと三角形PRQの面積は等しかったので、(1)のときの面積の1/8倍


答   1/8倍



(イ) 図3のように、QCの長さを10cmにして、BPの長さをある長さにしたとき、三角形ABPと三角形PQRの面積が等しくなりました。このとき、BPの長さは何cmですか。

(イ)解説



三角形ABPと三角形PQRの面積が等しいとき、三角形ABP +台形APQD = 三角形PQR +台形APQD

よって 台形ABQD = 三角形ARD台形ABQD と 三角形ARDの辺の比は 6 + 10 : 6 = 8:3 

なので、台形ABQD と 三角形ARDの高さの比は 3:8

また、三角形RPQと三角形ARDは相似形なので

RQ:RD = 8 - 3 :8 = 5:8

よって PQ:AD = 5:8

ADの長さが6cmなので PQの長さは 6×5/8 = 3.75cm

したがって BP = 10 - 3.75 = 6.25 


答   6.25cm




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