北海道立高等学校数学過去問研究
今回は 北海道立高校2010年度数学入試問題4の二次関数のグラフを解説します。関数の座標と関数の式は高校入試の必出問題です。(1)(2)は基本問題、(3)は条件をグラフ上に書き込む面積分割問題です。
公立高校入試日まであと約2ヶ月。志望校の過去問で傾向をつかみ、類題を数多く解いて不得意問題に対応できるようにしましょう。
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今回は 北海道立高校2010年度数学入試問題4の二次関数のグラフを解説します。関数の座標と関数の式は高校入試の必出問題です。(1)(2)は基本問題、(3)は条件をグラフ上に書き込む面積分割問題です。
公立高校入試日まであと約2ヶ月。志望校の過去問で傾向をつかみ、類題を数多く解いて不得意問題に対応できるようにしましょう。
点Aのχ座標がー1のとき、点Aを通り、傾きが2である直線の式を求めなさい。 |
解説 |
点Aはy=-χ2上の点なので y=-1 |
傾きが2で(-1,-1)を通る直線の式は y=2χ+b にχ=-1,y=-1を代入して b=1 |
よって y=2χ+1 |
答 y=2χ+1 |
①について、χの変動がー2≦χ≦0のとき、yの変域は0≦y≦8となります。このときaの値を求めなさい。 |
解説 |
χの変動がー2≦χ≦0のとき、yの変域は0≦y≦8なので、 y=aχ2は(-2, 8)を通る放物線になる。 y=aχ2に χ=-2 y=8を代入して 8=a×(-2)(-2)より a=2 |
答 2 |
点Aのχ座標をー2とし、点Aを通りχ軸に平行な直線と②のグラフとの交点のうち、点Aと異なる点をBとします。点Bとχ座標が等しい①のグラフ上の点をCとします。①のグラフ上に点Dを、χ座標がー3となるようにとります。四角形ABCDの面積が25のとき、aの値を求めなさい。 |
解説 |
条件に沿って考えていきましょう。 |
点Aのχ座標をー2とし、点Aを通りχ軸に平行な直線と②のグラフとの交点のうち、点Aと異なる点をBとします。 点Aの座標は(-2, -4) 点Bは点Aを通りχ軸に平行な直線と②のグラフとの交点なので 点Bのy座標も-4になる。 よって点Bの座標は(2, -4) |
点Bとχ座標が等しい①のグラフ上の点をCとします。 点Cのχ座標は2 また 点Cは①のグラフ上の点なので、 y=4a |
①のグラフ上に点Dを、χ座標がー3となるようにとります。 点Dのχ座標がー3なので、 y座標は y=9a |
点A,B,C,Dをグラフ上におくと下図の通り |
四角形ABCDの面積が25 点BDを直線で結ぶ。 三角形ABDと三角形BCDの面積の和が25 三角形ABDは底辺AB=4、高さ9a+4 三角形BCDは底辺BC=4a+4、高さ3+2=5 よって 4×(9a+4)÷2+(4a+4)×5÷2=25 これを解いて a=1/4・・・答 |