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慶応義塾女子高校2012年度 数学入試問題 5. 立体図形と展開図 問題
5.図1のような1辺の長さが3の立方体がある。 この立方体の頂点Aから辺CD,辺GH上の点を通り頂点Fを経由して,さらに辺BC,辺AD上の点を通って点Hまでひもをかける。 そのひもの長さが最も短くなる場合にひもが辺CD,辺BC,辺AD上で通る点をそれぞれI,J,Kとし、線分AIと線分JKの交点をLとする。 |
次の問に答えよ。 (1)立方体の展開図に点Lの位置を図示せよ。 (2)線分AKの長さを求めよ。 (3)点Lから辺ABに垂線LMをひく。AM:MBを求めよ。 (4)線分BLの長さを求めよ。 (5)この立方体において、線分FLの長さを求めよ。 |
慶応義塾女子高校2013年度 数学入試問題 4. 立体図形 [1] 解説解答
(1)立方体の展開図に点Lの位置を図示せよ。 |
解説 |
図のように点Aと点F’,点H’と点F”を直線で結ぶ。 その交点が点Lである。 |
答 |
慶応義塾女子高校2013年度 数学入試問題 4. 立体図形 [2] 解説解答
(2)線分AKの長さを求めよ。 |
解説 |
点Kの位置は図の通り。 |
⊿FAKと⊿FEHは ∠AFD=∠EFH(共通),∠FAK=∠FEH=90° より ⊿FAK∽⊿FEH FA:FE=2:3なので、AK:EH=2:3 1辺の長さが3なので、 AK=3×2/3=2 |
答 2 |
慶応義塾女子高校2013年度 数学入試問題 4. 立体図形 [3] 解説解答
(3)点Lから辺ABに垂線LMをひく。AM:MBを求めよ。 | |
解説 | |
直線AF’と辺DCとの交点をNとする。 ⊿F’EA∽⊿NDA より AD:AE=1:3 よって DNの長さは 3×1/3=1 |
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⊿AFL∽⊿NHL より AF:HN=3×2:3+1=6:4=3:2 よって AL:LN=3:2 |
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NからABに垂線をおろし、その交点をPとする。 ⊿AML∽⊿APN より AM:MP=3:2 DN=AP=1なので、 AM=1×3/5=3/5 AM:MB=3/5:3-3/5=1:4 |
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答 1:4 |
(4)線分BLの長さを求めよ。 |
解説 |
⊿ADNは AD=3,DN=1の直角三角形なので、AN2=32+12 AN=√10 AL:LN=3:2 なので AL=√10×3/5=3√10/5 ⊿AMLも⊿BLMも直角三角形で、ML=共通なので BL2=(3√10/5)2ー(3/5)2+(12/5)2=9 BL=3 |
答 3 |