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2010年度明治学院高等学校入試問題(過去問) 解答解説

明治学院高等学校過去問研究

明治学院高等学校の2010年度数学入試問題は 1.小問集合10問 2.自然数の性質 3.関数のグラフ 4.方程式の応用 5.確率 6.正六角形の性質 7.正四面体 大問7題構成で、例年通り答のみを書く解答形式でした。

今回は 2.自然数の性質を解説します。

2.問題

自然数において偶数を一番小さいものから順に11個足した和をA, 3の倍数を一番小さいものから順に11個足した和をB, 4の場いすを一番小さいものから11個足した和をCとする。次の問に答えよ。
(1) 1から11までの自然数の和をXとしたとき、AをXを用いて表せ。
(2) ( C+B−A )の値を求めよ。
t

スペースONEプロ家庭教師の解答で、明治学院高等学校の発表ではありません。



(1) 解説解答

(1) 1から11までの自然数の和をXとしたとき、AをXを用いて表せ。
解説
1から11までの自然数の和がX
X=(1+11)×11÷2=12×11÷2=6×11
偶数を一番小さいものから順に11個足した和がA
A=2+4+・・・+2×11=(2+22)×11÷2=24×11÷2=12×11=6×11×2
X=6×11より
A=2X

答   A=2X
(2) 解説解答
(2) ( C+B−A )の値を求めよ。
解説
(1)と同様に 
Bは3の倍数を一番小さいものから順に11個足した和なので B=(3+3×11)×11÷2=36×11÷2=18×11=6×11×3
B=3X
Cは4の場いすを一番小さいものから11個足した和なので  C=(4+4×11)×11÷2=48×11÷2=24×11=6×11×4
C=4X
C+B−A=4X+3Xー2X =5X
X=6×11 なので  5X=5×6×11=330

答   C+B−A=330
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