福岡大学附属大濠高等学校過去問研究
2012年度福岡大学附属大濠高等学校の数学入試問題は 例年通りの大問5題構成で、1. 2. 小問集合 3.関数のグラフ 4.円の性質 5.立体図形 の出題でした。
今回は スペースONE福岡校のプロ家庭教師が 4.円の性質を解説します。
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右の図のように∠BAC=36°,AB=AC=4cmである二等辺三角形ABCの外接円Oがある。 ∠ABCの二等分線と辺AC,円Oとの交点をそれぞれ点P,Qとし,2直線AQ,BCの交点をRとする。 次の各問いに答えよ。 |
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(1) ∠APQ=[⑯]である。 | |
(2) ∠RQC=[⑰]である。 | |
(3) 線分CRの長さは[⑱]cmである。 | |
(4) 辺BCの長さは[⑲]cmである。 | |
(5) RQ:RA=[⑳]である。 |
(1) ∠APQ=[⑯]である。 | |
解説 | |
△ABCは二等辺三角形なので ∠ABC=∠ACB=(180ー36)÷2=72 BQは∠ABCの二等分線なので ∠ABP=∠CBP=72÷2=36 △ABPにおいて ∠APQは∠APBの外角なので ∠APQ=∠PAB+∠ABP=36+36=72 |
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答 72° |
(2) ∠RQC=[⑰]である。 | |
解説 | |
円に内接する四角形では、 | |
① 対角の和は180°である。 | |
② 対角は、それととなり合う内角の対角に等しい。 | |
よって | |
∠RQC=∠ABC=72° | |
答 72° | |
(3) 線分CRの長さは[⑱]cmである。 | |
解説 | |
(2)より ∠RQC=72° ∠RCQ=∠BAC+∠CAQ ∠CAQ=∠CBQ=36° なので ∠RCQ=36+36=72° よって ∠CRQ=180-72×2=36° △ACRにおいて ∠CAR=∠CRA=36° なので △ACRは二等辺三角形 よって AC=RC=4cm |
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答 4cm |
(4) 辺BCの長さは[⑲]cmである。 | |
解説 | |
図の通り △CQB∽△QBR BC=χとおくと CQ:QB=QB:BR なので χ:4=4:(χ+4) χ2+4χ-16=0 解の公式より χ=-2±2√5 BC>0 より χ=-2+2√5 |
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答 -2+2√5 |
(5) RQ:RA=[⑳]である。 | |
解説 | |
∠BAC=36° ∠CBQ=∠CAQ=36°(弧QCの円周角) ∠BAR=∠BAC+∠CAQ=72° よって △ABRは∠RAB=∠RBAなので二等辺三角形より RB=RA=4+(ー2+2√5) RQ:RA=4:2+2√5 =2:1+√5 |
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答 2:1+√5 |