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2010年度青稜高等学校入試問題(過去問) 解答解説
青稜高等学校過去問研究
2010年度青稜高等学校数学入試問題は 例年通り 計算,小問集合,大問3題の問題構成で、出題内容は 1.〜4.四則計算・因数分解 5.小問集合 6.一次関数とグラフ 7.立体図形 8.一次関数と二次関数のグラフでした。
数学入試問題は教科書の演習問題レベルなので、対策としては教科書の問題を完全にマスターするため、中学3年間の教科書の総復習をして苦手問題を克服することです。
今回は 5.小問集合を解説します。
問題5
スペースONEプロ家庭教師の解答で、青稜高等学校の発表ではありません。
(1) 解説解答
(1) 3点A(2,ー3), B(ー4,−2),P(6,3)がある。点Pを通る傾きmの直線と線分ABが交わるためのmの範囲を求めよ。 |
解説 |
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点Pを通る直線が点Bを通るときの傾きは m=(3+2)÷(6+4)=1/2 |
点Pを通る直線が点Aを通るときの傾きは m=(3+3)÷(6−2)=3/2 |
よって mの値の範囲は 1/2≦m≦3/2 |
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答 1/2≦m≦3/2 |
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(2)解説解答
(2) 周囲の長さが44cmの長方形がある。この長方形の縦の長さを8cm長く、横の長さを6cm短くした長方形の面積は、もとの長方形の面積よりも12cu小さい。このとき、もとの長方形の面積を求めよ。 |
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解説 |
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縦の長さと横の長さの和は 44÷2=22 縦の長さをχとすると、横の長さは22−χ |
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もとの長さの面積は χ(22−χ)=−χ2+22χ |
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縦の長さを8cm長く、横の長さを6cm短くした長方形の面積は (χ+8)×(22−χ−6)=ーχ2+8χ+128 |
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よって −χ2+22χー(ーχ2+8χ+128)=12 これを解いてχ=10cm・・・縦の長さ 横の長さは 22−10=12cm |
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もとの長方形の面積は 10×12=120 |
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答 120cu |
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(3)解説解答
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解説 |
(a+4)/6=A, (a+6)/8=Bとおく。 |
(a+4)/6=A より a=6Aー4 :(4+2=6) |
(a+6)/8=B より a=8Bー6 :(6+2=8) |
よって aは 6と8の公倍数より2大きい数になる。 6と8の最小公倍数は 24 |
100以下の自然数で aに当てはまる数は 2, 26,50,74,98 |
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答 5個 |
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(4)解説解答
さいころを1回投げて、出た目以外の5つの目の和が得点になるゲームをする。このゲームを3人で行ったとき、3人の得点の合計が57点以上になる確率を求めよ。 |
解説 |
1から6間での目の数の合計は(1+6)×6÷2=21 |
3人のサイコロの目の合計は63 |
3人の得点の合計が57点以上になるのは 3人の出すサイコロの目の合計が 63−57=6以下になる場合になる。 |
3人のサイコロの目が(1,1,1) 1通り (1,1,2)のとき 3通り (1,2,2) 3通り (2,2,2) 1通り
(1,1,3) 3通り (1,2,3) 6通り (1,1,4) 3通り 計 20通り
3人の目の出方は全部で 6×6×6通りあるので、 確率は 20÷(6×6×6)=5/54 |
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答 5/54 |
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(5)解説解答
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解説 |
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円の中心をOとする。
∠ADP = ∠90°・・・(円の接線は接点を通る半径に垂直)
∠BDP=∠CBP=(180−52)÷2=64°
∠ADB=90−64=26°
△BODにおいて BO=DO(円Oの半径)
∠BOD=180−26×2=128°
弧BC=弧CDなので ∠BOC=∠DOC=128÷2=64°
中心角と円周角の関係より
∠CAD=1/2∠COD=128÷2÷2=32
∠χ=∠CAO+∠BDO=26+32=58° |
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答 58° |
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