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栃木県立高校 過去問対策

栃木県立高等学校数学過去問研究

今回は 栃木県立高校数学入試問題4の平面図形問題2題を解説します。Ⅰは円の性質を用いた証明問題,2は三平方の性質を用いた基本的な問題です。


                                   

栃木県立高校2015年度 数学入試問題 4. 平面図形 (証明問題) 問題

栃木県立高校数学入試問題

1 解説解答

△ACD∽△ABEであることを証明しなさい。
解説
三角形の相似条件は
 ①3組の辺の比すべて等しい。
 ②2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい。
 ③2組の角がそれぞれ等しい。
のいずれかです。円の性質を用いた相似形の証明の場合 ③の2角相等で証明する問題が一般的です。
 
証明
 栃木県立高校数学入試問題
△ACDと△ABEにおいて、

半円の弧に対する円周角なので、∠CDA = 90°,・・・①

仮定より ∠BEA = 90°・・・②

①,②より ∠CDA = ∠BEA ・・・③

弧ADの円周角なので∠ACD = ∠ABE ・・・④

③,④ より2角相等なので△ACD∽△ABE



問2 ② 解説解答

(2) ∠BAC = a°とするとき、∠BDEの大きさをaを用いて表しなさい。
解説
 中学数学相似形
∠EDA=∠BDA + ∠EDB

∠BDA = 90°なので ∠EDA = 90°+ ∠EDB

外角の性質より ∠EDA = 90°+ ∠EDB = ∠CED + ∠DCE

∠CED = 90°なので ∠EDA = 90°+ ∠EDB = 90°+ ∠DCE

したがって ∠EDB = ∠DCE

二等辺三角形の底角の性質より

二等辺三角形の底角の定理




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