東京慈恵会医科大学医学部過去問研究2009年度数学入試問題
こんにちは。医学部受験(数学 ・物理・化学)指導プロ家庭教師の神井林太郎です。
2009年度の医大入試は国・公・私大ともに定員が増えたので、合格しやすくなったかと思われましたが、やはり上位の大学の入試は相変わらず難しかった・・・というのが、神井の感想です。
私大医学部御三家(慶應義塾大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学)の一翼をになう東京慈恵界医科大学の2009年度入試は100名の募集が105名に増えましたが、昨年までの1月第4日曜日から2月4日に一般前期入試日に変更、昨年度(2008年度)の応募者数2223名から2009年度2,542名 受験者も 昨年度2,184名から2009年度2,327名と増加し合格者最低得点率も昨年度が問題がかなり易しく67%でしたが、昨年より問題レベルがやや上がった2009年度68.5%と、受験生にとって受験の厳しさが数字上も緩和されることはなかったと思います。
数学は 例年 基本雑小問3~4 大問2(各枝問2~3)の問題構成です。
解答時間が90分であり難問のない問題ですから解答時間に余裕があるように思われますが、計算自体が煩雑なものが多く高い処理能力が求められます。
小問では確率が頻出。大問は微分・積分、行列、ベクトルが頻出です。
昨年度は出題されませんでしたが証明問題は東京慈恵会医科大学受験生は、あらゆる場面を想定して対策を採りましょう。
2009年度東京慈恵会医科大学の数学入試問題の内容は1.基本雑小問 2.行列・数列の融合問題 3.微・積分の応用問題 以上です。
今回は2題目について解説してきます。