浦和明の星女子中学校・高等学校過去問対策

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浦和明の星女子中学校合格のための過去問対策

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浦和明の星女子中学校過去問傾向と対策

2012年度第1回入試は受験者数1,925名 合格者数951名 実質倍率2.0倍。 

理科出題内容は 1.振り子 問題数6 水ようえきの性質 問題数3 光の性質 問題数5 地球と月 問題数5。 生物分野からの出題はありませんでした。 理科 配点50点 合格者平均点 39.3点 最高点50点 合格者最低点21点でした。 今回は 2.水ようえきの性質を解説します。水ようえきの基本的な性質を理解して 2月受験につなげていってください。

理科入試問題 水溶液の性質にチャレンジ

浦和明の星女子中学校2012年度理科入試問題2.水溶液の性質 問題


浦和明の星女子中学理科入試問題化学変化

浦和明の星女子中学理科入試問題解説解答

浦和明の星女子中学校2012年度理科入試問題2.水溶液の性質問1解説解答

中学受験理科化学変化の問題解説

解説

1・2. 一般的に金属は酸には反応しますが、塩基とは反応しません。アルミニウムと亜鉛は酸にも塩基にも反応します。

3.水酸化カルシウムを水に完全に溶かし切ると、石灰水になります。石灰水に二酸化炭素を通したときに白くなるのは,炭酸カルシウムが沈殿するからです。

4.赤色リトマス紙につけて青く変化するのはアルカリ性で、青色リトマス紙につけて赤く変化する(実験①)のは酸性です。

5.砂糖水には電気が流れません。実験①で アとイは酸性の水溶液。よって炭酸水か塩酸。炭酸水か塩酸を見分ける実験は②二酸化炭素を通して白くなると炭酸水。純粋な水・アンモニア水・水酸化ナトリウム水溶液・食塩水・砂糖水のうちアンモニア水・水酸化ナトリウム水溶液はアルカリ性。水酸化ナトリウム水溶液のみはアルミニウムに反応して水素を発生させる。

よって実験③は1。実験④で燃焼させて残るものがないのは気体または液体の水溶液。

よってエ・オはアンモニア水か純粋な水。

アンモニア水が純粋な水かは実験⑤で赤色リトマス紙が青く変化すればアルカリ性のアンモニア水。

食塩水か砂糖水かを見分けるには実験⑥で食塩水には通電性があるが、砂糖水は電気を通さない。


答  実験②=3,  実験③=1,  実験⑤=4,  実験⑥=5

浦和明の星女子中学校2012年度理科入試問題2.水溶液の性質問2解説解答


問2  ア~カの液体のうちのある2つを適当な割合で混ぜ合わせたところ、青色と赤色のどちらのリトマス紙も変化しない水溶液ができました。そして、この水溶液はキと同じ水溶液であることが分かりました。混ぜ合わせた2つの液体の組み合わせを選び、ア~カで答えなさい。

解説

キは実験⑥により通電性のある食塩水。

青色と赤色のどちらのリトマス紙も変化しない水溶液は、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を適当な割合で混ぜ合わせると、中性の水溶液ができます。

酸性の水溶液は炭酸か塩酸。

アルカリ性はアンモニア水か水酸化ナトリウム水溶液。

塩は化学的には塩化ナトリウムNaClとよばれるものです。

うすい塩酸は実験②で石灰石を加えて変化しなかったイ。

水酸化ナトリウムは実験③でアルミニウムと反応して水素が発生したウ。


答   イとウ

浦和明の星女子中学校2012年度理科入試問題2.水溶液の性質問3解説解答


問3. ア~キの液体の種類は何ですか。次の中からそれぞれ選び、1~7で答えなさい。

1.純すいな水   2.炭酸水   3.アンモニア水   4.うすい塩酸   5.うすい水酸化ナトリウム水溶液

   6.食塩水   7.砂糖水

解説

実験①で アとイは酸性の水溶液。よって炭酸水か塩酸。

実験②で白くにごったアは2.炭酸水。

変化が見られなったイは4.うすい塩酸。

実験③でアルミニウムに反応して水素を発生させたウは5.うすい水酸化ナトリウム水溶液。

実験④で燃焼させて残るものがなく、実験⑤で赤色リトマス紙が青く変化したエは3.アンモニア水。

変化しなかったオは1.純すいな水。

実験⑥で通電性があるキが6.食塩水、電気を通さないカが7.砂糖水。


答   ア=2,   イ=4,   ウ=5,   エ=3,   オ=1,   カ=7,   キ=6

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