普連土学園中学校算数入試問題傾向と対策
普連土学園中学校算数出題傾向は 学園からの説明によると
(1日午前4科・4日午前4科)
定型的なパターン問題だけでなく、基本からきちんと考える力があるかを試す問題を出題しています。計算問題、定型問題に続き、会話形式の問題を1題出題します。(会話形式の問題とは、途中にヒントとなるいくつかの小問をおき、それを利用して次の答えを導き出していく問題です。)途中過程にも配点しているので、途中式などの解答にいたるまでの考え方を解答用紙に記すようにしましょう。なお、1日午前4科と4日午前4科で、出題方針に違いはありません。
(1日午後算数)
50問×2点=100点の問題構成で、いわゆる一行文章題と計算問題のみの出題となります。問題の難易度は標準レベルが中心となりますが、試験時間が50分なので、速く正確に問題を解くことが必要です。他の入試回と異なり、解答用紙には途中式を書く欄がなく、解答のみ記すタイプになります。
(2日午後2科)
計算問題の後、1日午前4科・4日午前4科よりやや難易度の高い定型問題を複数出題します。採点方法は1日午前4科・4日午前4科と同様ですので、2日午後2科も途中式など考え方を解答用紙に記すようにしましょう。
普連土学園中学校はホームページで入試問題を試験当日ホームページに公開します。複数回受験を希望している受験生は解き直しをして次回に備えましょう。
2023年度普連土学園中学校1日午前算数入試問題は例年通り大問6題構成で、出題内容は、1.四則計算3問 2.小問集合(整数の性質・約束記号・平面図形の求積) 3.平面上の点移動 4.規則性 5.売買損益 6.場合の数でした。
今回は 5.売買損益を解説します。