2022年度雙葉中学入学試験は2月1日に実施され、午前中は筆記試験国語・算数・社会・理科、午後に本人面接がありました。よって全員お弁当が必要でした。
面接は、受験生1人に面接担当者2人で、約3分間。小学校生活のことや中学校生活への抱負などが質問されました。
雙葉中学2022年度募集人数女子100名に対し 応募者346名 合格者125名でした。
雙葉中学校は受験資格に「入学後も保護者と同居し、通学に要する時間が通常の(特別料金を必要としない)交通機関を用いて90分以内であること。」がありますので、志望校を決める際注意しましょう。
雙葉中学2022年度算数入試問題は試験時間50分で、出題内容は1. 小問集合4問四則計算,平面図形(縮尺),相関表百分率,平面図形 2 .速さ 3.
規則性(正方形型の数表の問題) 4. 植木算応用と数の性質 5.速さ(歩数と歩幅の問題)が出題されました。
今回は5.速さの問題を解説します。 歩数と歩幅の問題では 速さ = 歩数×歩幅で求めることを覚えましょう。
雙葉中学校・高等学校過去問対策
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雙葉中学校2022年度算数入試問題5.歩数と歩幅の速さの問題
[5] 兄弟が池の周りを逆向きに1周しました。同じ場所を同時に出発したところ、兄は1680歩進んだところで弟とすれ違いました。
そこから1260歩進んで1周し終えました。
弟は兄より8分45秒遅れて1周し終えました。
2人の進む速さと1歩の幅はそれぞれ一定です。
(1) 兄は池を1周するのに何分何秒かかりましたか。
(2) 兄の1歩は弟の1歩より12cm長く、兄の1分間の歩数は弟より4歩多いです。池の周りの長さは何mですか。
双葉中学校2022年度算数入試問題5.歩数と歩幅の速さの問題(1)解説解答
解説解答
兄は1680歩進んだところで弟とすれ違い、そこから1260歩進んで1周し終えました。
よって 兄の1歩の長さを[1]とすると、兄は弟と出合うまでに歩いた距離は [1]×1680 =[(1680] 弟は同じ時間で[1]×1260 = [1260]歩いている。
兄と弟が同じ時間で歩いた距離の比は 1680:1260 = 4:3
よって 兄と弟の時間の比は ③:④
弟は兄より8分45秒遅れて1周し終えたので、④ - ③ = ①
①が8分45秒なので
兄が池を1周するのにかかった時間は 8分45秒×3 = 24分135秒
135秒 ÷ 60 = 2余り15
よって 24分 + 2分15秒 = 26分15秒
または
答 26分15秒
双葉中学校2022年度算数入試問題5.歩数と歩幅の速さの問題(2)解説解答
解説解答
兄は池の一周を26分15秒で、1680歩 + 1260歩 = 2940歩進むので兄が1分間に進む歩数は
弟は 兄より1分間の歩数の数が4歩少ないので 弟が1分間の歩数は 112 - 4 = 108歩
よって 兄と弟の歩数の比は 112:108 = 28:27
速さ = 歩数×歩幅なので 兄の速さ = 4,弟の速さ = 3とすると
兄は 池を2940歩で1周するので 池の回りの長さは
54×2940 = 158760cm = 1587.6m
答 1587.6m