学習院中等科・高等科過去問対策
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学習院中等科合格のための過去問対策
学習院中等科過去問研究
算数入試問題(年齢算にチャレンジ)
年齢算は基本的には「和が一定」の条件を用いて計算します。学習院中等科の問題では、複雑な条件整理が必要です。
学習院中等科2007年度算数入試問題 年齢算 問題
太郎くんには両親と何人かの兄弟がいます。家族の現在の年齢の合計は84歳です。どの弟の年齢もすぐ上の兄の年齢の半分になっています。今から4年後には、両親の年齢の合計は、子供たちの年齢の合計の3倍になります。さらにその5年後には、家族の年齢の合計は129歳になります。このとき次の問いに答えなさい。
(1) 子供の人数を求めなさい。
(3) 長男の年齢の1.5倍が残りの子供たちの年齢の合計になるのは、今から何年後であるかもとめなさい。
学習院中等科2007年度算数入試問題 年齢算 (3) 解説解答
(3) 長男の年齢の1.5倍が残りの子供たちの年齢の合計になるのは、今から何年後であるかもとめなさい。
解説
解くのに必要な情報は(1)の答えから子供は3人 (2)の答えから現在の両親の年齢の合計は70歳 問題文から、どの弟の年齢もすぐ上の兄の年齢の半分になっている。
では、解いていきましょう。
(2)から現在の両親の年齢は70歳なので、子供3人の年齢の合計は84-70=14
(1)の答えから子供の数は3人で、
問題文より、どの弟の年齢もすぐ上の兄の年齢の半分になっているから 3人の子供の現在の年齢の比は 1:2:4
①+②+④=⑦=14歳 長男 14÷7×4=8歳 二人の弟の年齢の合計は 14-8=6歳'
ここまで求められたら、丸一算でも倍数変化算でも解けますね。
ここでは丸一算で解きましょう。(8+①)×1.5=(6+②) ①=12
答え 12年後