攻玉社中学校過去問対策 2024年度攻玉社中学校第1回入学試験は2月1日に実施され、募集人数100名に対し、 志願者数420名 受験者数385名 合格者数173名 合格者最低点182点でした。 第1回算数入試は配点100点 受験者平均点52.0点 合格者平均点61.3点 出題内容は 1.小問集合(四則演算2,場合の数) 2.小問集合(速さ,場合の数2問,消去算,立体図形) 3.数列 4.平面図形が出題されました。大問で頻出の旅人算が小問集合で1問になり、場合の数と規則性といった算数のセンスの問われる出題が多く見られました。 今回は4.平面図形を解説します。(1)与えられた条件から合同な三角形と相似形を用いて解きます。(3)(4)は相似形が見つけられるかが解法のポイントです。
(1) 図の斜線部分の面積の合計を求めなさい。 解説解答 三角形OBDと三角形OACは 底辺 = 5cm (半径),高さが等しい三角形なので 三角形OBDと三角形OACの面積は等しい。 よって 斜線部分の面積 = 半径5cmの版権の面積 - 三角形OBCの面積×2 5×5×3.14÷2 - 12×2 = 15.25 答え 15.25c㎡
(2) 辺ACの長さを求めなさい。 解説解答 三角形ACBの面積は 12×2 = 24c㎡ AO = CO (半径)なので角ACO = 角OAC = 〇,OC = CB (半径)なので 角OCB = 角OBCB = × 〇 + 〇 + × + × = 180° なので 〇 + × = 90° 三角形ACBは 底辺AC 高さABとする面積24c㎡の直角三角形。AC = □cmとすると、 □ ×8÷2 = 24 □ = 24÷4 = 6 答え 6cm
(5) DFとFGとGEの長さの比を求めなさい。 解説解答 CG:CB = FG:OB = 3:8 OB = 5cmなので 三角形CFGと三角形COBは相似形なので CG:OB = 3:8 CB = 8cmなので CG = 3cm 三角形OBCと三角形OEDは合同な三角形なので 角BCO = 角OBC = 角EDO 錯角が等しいので CBとDOは平行 よって三角形GCFと三角形DOFは相似形 CG:DO = FG:DF = 3:5 答え 25:15:24