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ラ・サール中学校2013年度入試問題(過去問)解答解説

ラ・サール中学校算数過去問研究

2013年度ラ・サール中学校算数入試問題は 例年通り四則計算,小問集合,大問の出題構成でした。解答も例年通り 途中式のない答えのみを解答欄に書き込む形式でした。

出題内容は 1.四則計算3問 2.小問4問 3.流水算 4.場合の数 5.平面図形上の点移動 6.立体図形の分割でした。


今回は3.流水算を解説します。

問題3 流水算にチャレンジ

スペースONEプロ家庭教師の解説・解答でラサール中学校の発表ではありません。

(1)解説解答 

1度目にすれちがったのは、A港から何kmのところですか。
解説
グラフの通り 

速さと距離が同じなので P船Q船とも上りと下りがそれぞれ平行になっている。

よって 1回目に出会う距離はQ船がB港を出発して9kmの地点。

A港からは 24-9=15km
答  15km

(2)解説解答 

船が川を上る速さと下る速さの比を、最もかんたんな整数の比で答えなさい。
解説
グラフの通り 

P船とQ船が同時に出発して1回目に出会うまでに 

P船は15kmすすみ、Q船は9km進んでいる。
距離の比 15:9=5:3 なので  

川を上る速さと下る速さの比は 3:5
答  3:5

(3)解説解答 

船が川を上る速さは時速何kmですか。
解説
Q船は9時に出港してA港についたから40分後に再びB港に向け進み、正午にA港から9kmの地点にいる。

よって 3×60-40=140分間に24km上り9km下っている。


上りの速さ③で24km進むのにかかる時間は24÷③=[8],

下りの速さ⑤で9km進むのにかかる時間は 9÷⑤=[1.8]


よって [8]+[1.8]=[9.8]が140分にあたるので、[1]=(140÷9.8)分  なので

24km上るのにかかる時間は(140÷9.8)×8


上りの時速は 24÷{(140÷9.8)×8}×60=12.6 

答   時速  12.6km




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