|
左図において、三角形PCDの面積は24.3c㎡です。AP:PBを最も簡単な整数の比で答えなさい。 |
解説 |
|
点Pから辺DCに、辺BCと平行な直線を引きその交点をEとし、Dから辺BCに垂線をおろしその交点をFとする。
また、PEとの交点をGとする。
△DPCの面積は PE×DF÷2なので、
PE×9÷2 = 24.3
PE = 5.4
PG = 4なので、GE = 5.4 - 4 = 1.4
三角形DGEと三角形PFCは相似形なので、GE:FC = DG:DF
GE:FC = 1.4:2 = 7:10
よって DG:GF = 7:10 - 7 = 3
したがって AP:PB = 7:3 |
|
|
答 7:3 |
|
別解 |
台形ABCDの面積は (4 + 6)×9÷2 = 45c㎡ |
三角形PCDの面積は24.3c㎡なので、三角形APDの面積と三角形BPCの面積の和は 45 - 24.3 = 20.7 |
よって 三角形APDの面積と三角形BPCの面積をそれぞれ2倍して、下図のように長方形をつくると、 |
|
その面積の和は20.7×2 = 41.4c㎡ |
鶴亀算により、(41.4 - 4×9)÷2 = 2.7・・・PCの長さ |
|
よって APの長さは 9 - 2.7 = 6.3 |
AP:PB = 6.3:2.7 = 7:3 |
|
答 7:3 |