灘中学校過去問対策

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灘中学校2007年度算数入試問題食塩水の濃度 問題

2つの容器A,Bにどちらも40gの食塩水が入っていて、その濃度の比は3:2である。


Bに水60gを加えてよく混ぜ、Bの食塩水のうち( g )をAに入れた。


さらに、A,Bどちらも100gになるように水を加えよく混ぜると、A,Bの食塩水の濃度の比は7:3になった。


Xにあてはまる数を答えよ。



灘中学校2007年度算数入試問題食塩水の濃度解説解答

食塩水をやりとりしても、水を入れても含まれる食塩の全体量は同じです。このことに注目食塩の全体量からして解いていきましょう。

まず食塩水の三公式を確認しましょう。




食塩水の濃度の比が3:2なので、食塩水40gに含まれる食塩の量は




           

Aに含まれる食塩 = 40 × [3] = (120)  Bに含まれる食塩 = 40×[2] = (80)

よって食塩の全体量 (120) + (80) = (200)

食塩の濃度の比が7:3になるときは 食塩の量は両方100gなので、食塩の比も7:3になる。 

食塩の全体量 (200)を7:3に分けると



(120)から(140)に食塩の重さが(20)増えるようにBからAに食塩水を増やせばよいので

水60gいれたあとの食塩水Bの濃度は



[0.8]の濃度の場合
 食塩(20)を含む食塩の量は

20 ÷ 0.8 = 25
   


 答 25g


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