桜蔭中学校・高等学校過去問対策
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桜蔭中学校合格のための過去問対策
桜蔭学園 桜蔭中学校高等学校過去問対策研究
2010年度桜蔭中学校算数入試問題は例年通りの問題構成で、1.計算2問を含む小問集合4問 2.約束記号 3.立方体の展開図 Ⅴ水槽のグラフが出題されました。
今回はⅤ水槽のグラフを解説します。
2010年度女子学院中学も大問で水そうのグラフが出題されていました。男女超難関校ではまるで申し合わせたかのように出題内容が重なることはよくあります。昨年の 平面上の点移動に続いて、今年は水そう算でした。女子学院中学の問題とともに解き比べてみましょう。ともにグラフの読み取りが重要なポイントになります。
女子学院中学校2010年度算数入試問題(水そうのグラフにチャレンジ)
算数入試問題 (水そう算にチャレンジ)
桜蔭中学校2010年度算数入試問題Ⅴ水そう算 問題
図1のような縦100cm 横60cm 高さ33cmの直方体の水そうの中に、底面に垂直な高さが15cmと30cmのしきりがついています。
しきりは側面と平行です。
しきりで区切られたところを左からA,B,Cとします。Cの横は20cmです。
Bの底には、一定の割合で水が出る穴があり、せんは閉じてあります。
Aに毎分1.5lの割合で、Cに毎分ある一定の割合で8時ちょうどに同時に水を入れ始めます。
水がAからBに水が移り始めてから10分後にBのせんをぬきます。
その後、CからBに水がうつり始めます。
CからBに水がうつり始めてから10分後にBのせんを閉じます。
1分間にBの穴から出る水の量とCに入る水の量の比は2:5です。
また、図2は8時以降のBの水面の高さをグラフにしたものの一部です。
ただし、しきりの厚みは考えないことにします。
(1)水そうのBの横の長さを求めなさい。また、Bの穴から毎分何lの割合で、水が出るか答えなさい。
(2)図2のグラフの①と②にあてはまるものを求めなさい。
(3)9時のBの水面の高さを求めなさい。