2005年度桜蔭中学校理科入試問題(過去問)解答・解説
桜蔭学園 桜蔭中学校高等学校理科過去問対策研究
理科入試問題(環境問題にチャレンジ)
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理科入試問題(環境問題にチャレンジ)
Ⅱ 地球温暖化について以下の問いに答えなさい。 |
地球の環境は昔からさまざまな変化を繰り返し、人類の生活に大きな影響を与えてきました。しかし、最近では人類の活発な活動により地球の環境に変化が起こり始めています。 例えば温室効果ガスの増加により地球が太陽からもらった熱を宇宙に放出しにくくなってしまうために、地球の温暖化が起きています。 このままでは21世紀の終わりまでに地球の平均気温は最大で約6℃高くなるという予測もあります。 地球の温暖化がすすむと、海水面の上昇や降水量の増加などにより私たちの生活への計り知れない影響があると考えられています。 |
問1 図1は空気中に含まれるある温室効果ガスの割合をハワイ島にある観測所で測定した結果で、この気体が30年間でだんだんと増えていることを示しています。図1の温室効果ガスの名前を答えなさい。 |
問2 図1の温室効果ガスを増加させている要因として、最も重要と考えられるものを次のア~オから2つ選びなさい。 ア 原子力発電所の増加 イ 化学燃料の大量消費 ウ オゾンホールの拡大 エ 大規模な森林伐採 オ 火山活動の増加 |
問3 図1から1年間ではこのガスが減少している時期もあることがわかります。減少する一番大きな理由を次のア~エから選びなさい。 ア 化学燃料の消費が減少するから |
問4 温暖化による海水面の上昇は、氷や雪が溶けて海水を増加させることが主な原因となります。北極海の氷山と南極大陸の氷河が、それぞれ同じ重さ溶けた場合、水面の上昇に与える影響はどのように違いますか。つぎのア~ウから選びなさい。 ア 北極海の氷山により影響が大きい イ 南極大陸の氷河による 影響が大きい ウ 同じ量ならば変わらない。 |
問5 地球上に存在する水の重さの97%が海水です。その他の2%が南極大陸やグリーンランドにある氷河、1%が北極海の氷山や地下水などであると考えられています。南極大陸やグリーンランドの氷河だけが全て海水となると、関東地方のかなりの部分は完全に海水面の下になると予測できます。またこのとき海水面の高さはおよそ何メートル上昇しますか。答えは四捨五入して整数で答えなさい。ただし、海水面の上昇により陸地の面積は変わらず、水温の変化などによる水の体積変化もないものとします。必要があれば、つぎの数値を使用しなさい。 地球の表面積全体に対する陸地の割合 29% |
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問4解説解答
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問5解説解答
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