鴎友学園女子中学校算数過去問研究
鷗友学園女子中学帰国子女入試は第1回第2回入試問題と同一問題同一時間に行われます。
優遇措置としては
海外経験1年以上、帰国3年以内」を海外帰国子女の原則としていますが、生活された国により、また通った学校(日本人学校か現地校かなど)によりさまざまな事情があると思います。鷗友学園では、本来十分力があるにもかかわらず、気候風土が日本と全く違った生活環境のもとで学んでいるため、また日本と違った学習環境にあるため、受験準備が思うようにできない事情を考慮して、事前に保護者との面談の上、入試の得点に加点する制度があります。どの言語圏であるかは関係ありません。少しでも海外での生活を経験された場合には、海外帰国子女担当者にご連絡下さい。ただし、入学した後は特別の学習形態をとることはできません。
また『自己申告書』にはその他の欄に「海外帰国子女の場合には国名・都市名・学校名・年月・保護者面談担当者を記入します。
鷗友学園女子中学校入学試験は2回実施され、2回とも受験しボーダーライン上に並んだ場合は考慮することがあります。
鷗友学園女子中学校第1回入学試験後学園のホームページにて入試問題を公開します。入試傾向は2回とも大幅な変更はありません。2回目の受験を考えている受験生は解き直しをして2回目に備えましょう。
算数に関しては
入試概要に下敷き・定規・コンパス・分度器の使用はできません。
入試問題には、各問題の四角い枠には、問題を解くにあたって必要な式、図(線分図、面積図)、考え方、筆算などを書き、答えは解答欄に書きなさい。
四角い枠の外は、計算用紙として用いても構いません。ただし、四角い枠の外に書いたものについては、祭典の対象となりません。と注意書きがあります。
よって 部分点が見込めますので、諦めずに最後まで解く努力をしましょう。
2023年度第1回算数出題形式は例年通り大問 一行問題の混合問題7題構成でした。
出題内容は、1.四則計算2問 2.損益売買 3.平面図形の求積 4.立体図形(回転図形) 5.規則性 6.平面図形(辺の比と面積比) 7.通過算でした。
今回は 3.平面図形の求積を解説します。等積変形の考え方で解きます。