サレジアン国際学園中学校過去問対策
星美学園中学校高等学校は2022年(令和4年)に、サレジオン国際学園中学校・高等学校とし改称し男女共学となりました。今年2023年度は共学中学高校ともに1年生2年生がサレジオン国際学園に在学し3年生は最後の女子校生徒です。
来年度からは完全に男女共学校になります。
2023年5月19日に塾家庭教師向けの学校説明会があり、プロ家庭教師集団スペースONEからもコンシェルジュが参加し学校からの説明を受けました。
サレジアン国際学園中学校教育方針
入試に関しても自分で考え自分の考えを発信できる生徒に受験してほしいとの方針で、入試問題も記述式で正解のない「自分の考えを自分の言葉で表現する」問題がが多く出されています。
授業風景も1教科2教師の授業を取り入れ活発に議論がなされている印象でした。
自由選択入試は国語・算数・理科・社会から2教科を選択し60分間で解きます。得意2科目での試験ですので教科で得意不得意が極端な生徒には実力が発揮できる入試になっています。
今回は2023年度自由選択入試(2月1日午後)から理科1.振動と音程.解説します。
サレジアン国際学園中学校過去問対策
中学受験指導はスペースONEのプロ家庭教師にお任せください。
サレジアン国際学園中学校2023年度自由選択入試理科1.振動と音程 問題
サレジアン国際学園中学校2023年度自由選択入試理科1.振動と音程 (1)解説解答
解説解答
音の高さは波長によって決まる。音は振動数が多いほど高くなり、振動数が少ないほど低くなる。つまり、同じ時間でたくさん振動するほうが高い音が出る。波の長さが短い方が高い音といえる。
試験管を吹くとき、振動するのは試験管内の空気。つまり水が多いほど、空気の量は少ないので振動が細かい=振動数が多い=音が高い、となる。
楽器が大きくなれば楽器の中の空気の量も多くなり、振動数が少なく、音が低くなる。
最も低い音のなる試験管は①
答 ①
サレジアン国際学園中学校2023年度自由選択入試理科1.振動と音程 (2)解説解答
解説解答
解答例
高いドの試験管の口から水面までの長さは75cmで、低いドの試験管の口から水面までの長さは150cmなので、高いドの水面までの長さは低いドの水面までの長さの半分になっている。
高いドの試験管の口から水面までの長さは75cmで、低いドの試験管の口から水面までの長さは150cmなので、高いドの水面までの長さと低いドの水面までの長さの比は 75:150 = 1:2になっている。
サレジアン国際学園中学校2023年度自由選択入試理科1.振動と音程 (3)解説解答
解説解答
解答例
①のドと③のミの試験管の口から水面までの長さの比は 150:120 = 5:4
③のミと⑤のソの試験管の口から水面までの長さの比は 120:100 = 6:5
①のドと③のミと⑤のソの試験管の口から水面までの長さの比は 150:120:100 = 15:12:10
①のドと②のレの試験管の口から水面までの長さの比は 150:133
したがって 比がきれいで簡単な整数の比となる場合は協和音程となり、そうでない場合は不協和音程となる。
サレジアン国際学園中学校2023年度自由選択入試理科1.振動と音程 (4)解説解答
(4) ドとファを同時に鳴らした場合、協和音程になりますか、それとも不協和音程になりますか。理由もつけて答えなさい。
解説解答
解答例
①のドと④のファの試験管の口から水面までの長さの比は 150:112.5
比がきれいで簡単な整数の比とならないので 不協和音程になる。