清泉女学院中学校・高等学校過去問対策

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清泉女学院中学校合格のための過去問傾向と対策

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清泉女学院中学校 STEMN(ステム)ポテンシャル入試(SP入試)~算数一科目型試験

「STEMM」はscience(科学)・technology(科学技術)・engineering(工学)・mathematics(数学)・medicine(医学)の頭文字です。文系理系の枠を超えた数理的思考を測る設問による算数1科目のみの試験です。

募集人数は10名 入試日は2月2日午後 60分100点満点です。

一般入試は複数回受験すると優遇措置がなされますが、SP入試には複数回受験による優遇措置はありません。

2022年度SP入試は 応募者数46名 受験者数33名 合格者数15名 合格者最高点81点 合格者最低点62点 受験者平均点54.2点でした。

算数問題は 1.四則計算2問 2.規則性 3.推理・論理 4.図形の平行移動 5.電車と自転車の旅人算が出題されました。

いずれも思考力重視の出題内容でした。

今回は 3.推理・論理を解説します。

場合分けをしながら筋道立てて考えていきましょう。

清泉女学院中学校2022年度STEMN(ステム)ポテンシャル入試(SP入試)問題3.推理・論理 問題

3. A、B、C、D、Eの 5 人がテストを受けました。

テストは10問あり、 1 問10点で100点満点でした。

次の①~④を読んで 5 人の得点をそれぞれ求めなさい。

① AはEより高い得点でした。

② Cの得点はEの得点の1.5倍でした。

③ AとDの平均点はEの得点と同じでした。

④ 最高点は100点、最低点は40点でした。

清泉女学院中学校2022年度STEMN(ステム)ポテンシャル入試(SP入試)問題3.推理・論理 解説解答

① AはEより高い得点でした。

③ AとDの平均点はEの得点と同じでした。

①,③から ADEの成績は 高い方から A>E>D

④ 最高点は100点、最低点は40点でした。

Dが40点の場合 E ×2 = A + D

② Cの得点はEの得点の1.5倍でした。

1問10点なので 

Dが40点,Eが50点のとき A = 50×2 - 40 = 60点

        C = 50×1.5 = 75点 当てはまらない。

Dが40点,Eが60点のとき A = 60×2 - 40 = 80点

        C = 60×1.5 = 90点 当てはまる。


Dが40点,Eが70点のとき A = 70×2 - 40 = 100点

        C = 70×1.5 = 105点 当てはまらない。


Dが50点の場合 E ×2 = A + D  

Eが60点のとき A = 60×2 - 50 = 70  C = 70×1.5 = 105点 当てはまらない。

したがって 当てはまるのは A = 80点 C = 90点  D = 40点 E=60点

よって Bは最高点の100点


答   A = 80点 B = 100点  C = 90点  D = 40点 E=60点

       
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