世田谷学園中学校高等学校算数過去問研究 2019年入試から世田谷学園中学校は算数特選入試を実施しています。 2023年度算数特選入試は募集人数本科コース15名 理数コース15名に対し、応募者本科コース448名 理数コース359名 受験者本科コース405名 理数コース359名 合格者本科コース202名 理数コース79名 合格者最高点本科コース90点 理数コース90点 合格者最低点本科コース46点 理数コース57点 受験者平均点44.7点 理数コース45.2点 合格者平均点本科コース56.4点 理数コース64.5点でした。 算数特選では約20名の特待生を選抜します。また、在学中の成績により、鍼灸の都度特待生(1年間)を採用します。 2023年度算数特選入試問題は、[1]1点を中心とした回転図形の問題 [2]逆ポーランド記法についての問題 [3]ニュートン算 [3]5進法の問題 [4]立体図形の切断の問題が出題されました。 今回は世田谷学園で解説のない[1] 1点を中心とした回転図形の問題を解説します。正答率は(1)受験者平均正答率89.1% 合格者平均正答率98.5%(2)受験者平均正答率73.3& 合格者平均正答率90.1%でした。 世田谷学園の講評では ピンと張った糸の通過領域の面積についての問題。定番の問題で あり、後半の難易度を考えるとここは絶対に落とせない問題。
(1) 図形Xの面積は何c㎡ですか。 解説解答 下図の通り赤線で囲まれら部分 求める面積 = 半径9cm 中心角120°の扇形の面積 + 半径6cm中心角120°の面積 + 半径3cm中心角120°の扇形の面積 答 131.88c㎡