中学受験指導専門プロ家庭教師の東邦大学附属東邦中学校過去問研究

東邦大学附属東邦中学校受験指導はスペースONEのプロ家庭教師にお任せください。

ご依頼専用ダイヤル 0120-604-405
お問い合わせ 03-6868-6040


お問い合わせメール
ws-spaceone

プロ家庭教師集団スペースONE

中学受験案内HOME

入会案内へ

2009年度東邦大学附属東邦中学校第1回算数入試問題(過去問)解説解答

東邦大学附属東邦中学校過去問研究

算数入試問題注目の一題 方陣算にチャレンジ)


7 問題

 図Tのように、3,600枚の硬貨を正方形の形に並べます。次に図Uのように一番外側の1周部分(斜線部)の硬貨を取り除きます。同じようにして、順に外側の硬貨を取り除く操作を、硬貨が4枚残るまで続けます。このとき、つぎの(1)〜(3)の問いに答えなさい。

(1) 10回目の操作の後、残った硬貨は何枚ですか

(2) 何回目かの操作の後、それまでに取り除いた硬貨を合計した枚数が、残った硬貨の枚数より初めて多くなりました。何回目の操作の後ですか。

(3) ある1回の操作で取り除いた硬貨を全部使って、正方形の形に並べられる場合があります。はじめに出来るのは6回目ですが、次に正方形の形に並べられるのは何回目ですか。

スペースONEプロ家庭教師の解説・解答で東邦大学附属東邦中学校の発表ではありません。

東邦大学付属東邦中学校過去問研究TOPに戻る。

(1)解答 

(2) 何回目かの操作の後、それまでに取り除いた硬貨を合計した枚数が、残った硬貨の枚数より初めて多くなりました。何回目の操作の後ですか。

解説



図のように 1回目に取り除く硬貨の数 (60−1)×4 このとき残った硬貨の数 (60−2)×(60−2)
同様に2回目に取り除く硬貨の数(60−3)×4 よって 毎回取り除く硬貨の数は60−1・3・5・7・・・と規則的に続くので、
10回目に取りのぞく硬貨の数は 2×10−1=19 (60−19)×4 
このとき残った硬貨の数は {60−(19+1)}×{60−(19+1)}=1600個

(別解) 
1回目に取り除く硬貨の数 236個 2回目には228個・・・と等差が8の数列になるので、
10回目に取り除く硬貨の数は236−8×(10−1)=164個 
等差数列の和より1回目から10回目までに取り除く硬貨の数は (236+164)×10÷2=2000 
残った硬貨の数は3600−2000=1600個

答  1600個
2)解説・解答
(2) 何回目かの操作の後、それまでに取り除いた硬貨を合計した枚数が、残った硬貨の枚数より初めて多くなりました。何回目の操作の後ですか。

解説

 全部で3600こあるので、3600÷2=1800 取り除いた硬貨の合計が1801個以上になったときの操作になる。10回目の操作の後で取り除いた硬貨の合計は 2000個 9回目までに取り除いた硬貨の合計は 2000−164=1836個 8回目までに取り除いた硬貨の合計は2000−164×2ー8=1664個 よって9回目の操作の後9回目までに取り除いた硬貨の合計が、残った硬貨の合計より多くなる。

答   9回目
(3)解説・解答
(3) ある1回の操作で取り除いた硬貨を全部使って、正方形の形に並べられる場合があります。はじめに出来るのは6回目ですが、次に正方形の形に並べられるのは何回目ですか。

解説

6回目の操作のときに取り除く硬貨の数は 2×6ー1=11 (60−11)×4=196個 196=14×14 
次に正方形の形に並べられる硬貨の数は 13×13,12×12,11×11・・・となり、取り除く硬貨の数は236−8の倍数になる。
これに当てはまるのは10×10=100 236−100=136=17×8 1回の操作で取り除く硬貨が100枚のとき、 17+1=18回目


  18回目  
東邦大学付属東邦中学校過去問研究TOPに戻る
東邦大学付属東邦中学校受験 入試問題傾向と対策TOPに戻る
東邦大学付属東邦中学校受験過去問対策TOPに戻る
中学受験過去問研究TOP
プロ家庭教師集団スペースONEリンク集
高校受験過去問研究
大学受験過去問研究
医学部受験過去問研究
医科大学・医学部入試情報

HOME

このホームページのすべての文章の文責および著作権はプロ家庭教師集団スペース ONEに属します。