東京都市大学中学校帰国生過去問対策

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東京都市大学中学校帰国生入試合格のための過去問対策

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東京都市大学中学校帰国生過去問対策



新着情報

東京都市大学中学では2026年度第2回入試(2月1日午後)は「算数・国語」「算数・理科」のいずれかを選択して受験できるようになります。

2025年度の東京都市大学中学校帰国生入試は1月6日に実施され、A方式国語型(国語算数英語) B方式2教科型(国語算数) 4教科型(国語算数社会理科)で実施されました。

募集人数はⅡ類10名・Ⅰ類20名

帰国生の出願資格は2013年4月2日から2014年4月1日までに生まれた男子で、①、②の要件を満たす者。  ①日本の義務教育期間における海外就学期間が通算1年以上の者。  ②2026年度入学試験の出願時点で、日本への帰国から3年以内の者。
 ※その他応相談。

2025年度東京都市大学付属中学校帰国生B方式理科入試問題の出題意図講評は以下の通り
1. 食物のもつ栄養素の消化と吸収 にかかわる知識と理解、消化酵 素のはたらきに関する実験をと りあげた。奇をてらう質問はせ ず、基本的な理解度を試す趣旨で出題している。
2. 「流水の働き」、「土地のつくり と変化」の単元からの出題で、 奇をてらう質問はせず、基本的 な理解度を試す趣旨で出題して いる。
3. ものの燃え方に関する問い。ろうそくを燃やしたときの様子や、銅を加熱したときの質量変化を出題し、基本的な知識と計算力をみることをねらいとした。
4. ガスバーナーを正しい手順で使用できるかに加えて、温度の異なる水を混ぜ合わせると両方の温度が同じになるが、熱の移動によってその温度が計算できるかを問うようした。問1は必ず知っておいてほしい。問2は難易度が上がるが正しくないものを消去すれば答が選べる。問3は着実に点をとってほしい。問4と問5は問題をよく読めば、
それほど難しくないはずだろう。

今回は 4.を解説します。四谷大塚の『予習シリーズ』では5年生の分野です。



東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問題






東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問1解説解答

問1 A→Cを、火をつけるときに開く順番に記号を並べたとき、最も適当なものを次の1~6から一つ選び、記号で答えなさい。

解説解答



A 空気調整ねじ (上にある方のねじ)
B ガス調整ねじ (ガスの元栓に近い方)
C コック

火をつける手順
1.空気調整ねじとガス調整ねじが閉まっていることを確認する。
2.元栓を開く。
3.コックを開く。
4.マッチに火をつける。
5.マッチの火をガスバーナーの口に下から近づけたまま、ガス調整ねじをゆるめて点火する。
6.ガス調整ねじを回して炎の大きさを調節する。(炎は最初空気が十分でなく、赤色または黄色)
7.空気調整ねじを回して炎の色を調節する。(炎を青色の三角形にする。)

図は、栓が開いている状態を表しているので、火をつけるときに開く順番は

コックを開くC → ガス調整ねじをゆるめるB → 空気調整ねじを回す。A


答え 6

東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問2解説解答

問2 ねじAとねじBを調節して炎を青くして、空の試験官を熱したところ、瞬間的に試験官がくもりました。この理由について正しいことを述べているのはどれですか。次の1~5から一つ選び番号で答えなさい。
1.ガラスの成分が一部溶けだしたから。
2.ガスが燃えたときにできる水蒸気が、ガラスにふれて冷やされたから。
3.空気中の水蒸気があたためられて、試験管の外側についたから。
4.試験管内の温度が、加熱しているガラスの温度に比べて低いから。
5.ガスの成分自体がガラスにふれて冷やされたから。

解説解答

ガスが燃えたときにできる水蒸気は気体で目に見えない。この水蒸気を冷却すると、上記は凝縮して液体の水になる。

答え  2  


東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問3解説解答


問3 30℃の水200gと60℃の水100gを混ぜ合わせると、何℃の水ができますか。最も適当なものを1~6から選び記号で答えなさい。

解説解答
 
熱量の計算方法
熱量(cal) = 水の重さ(g) ×温度変化

異なる温度の水を混ぜた後の温度 = (それぞれの温度×水の重さの和)÷(それぞれの水の重さの和)

30×200 + 60×100 ÷ (200 + 100) = 40


答え   ②

別解 天びん算でも計算できます。



③ = 60 - 30 = 30°
① = 10°
30 + 10 = 40ど


東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問4解説解答


問4  30℃の水200gと、ある温度の水400gを混ぜ合わせました。その後、温度をはかると40℃になりました。。混ぜ合わせる前の400gの水は何℃でしたか。最も適当なものを次の1~6から一つ選び、番号で答えなさい。

解説解答

異なる温度の水を混ぜた後の温度 = (それぞれの温度×水の重さの和)÷(それぞれの水の重さの和)

(30×200 + □×400 ) ÷(200 + 400) = 40
(6000 + □×400) ÷ 600 = 40
6000 + □×400 = 40×600
□×400== 24000 - 6000
  □ = 18000÷400
  □ = 45


答え  2

別解 天びん算



② = 40 - 30 = 10°

① = 5°

□ = 40 + 5 = 45°

東京都市大学中学校2025年度帰国生理科入試問題4.熱の移動 問5解説解答


問5 20℃の水600gと48℃の水を何gか混ぜ合わせました。その後、温度をはかると27℃になりました。混ぜ合わせる前の48℃の水は何gでしたか。最も適当なものを、次の1~6から一つ選び、番号で答えなさい。

解説解答

(20×600 + 48×□ ) ÷(600 + □) = 27

12000 + 48×□ = 27×(600 +□ )

21×□ = 4200
□ = 200


答え  3


別解 天びん算



27 - 20:48 - 27 = 1:3

③ = 600gなので ① = 200g
 
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