豊島岡女子学園中学校・高等学校過去問対策

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豊島岡女子学園中学校合格のための過去問対策

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豊島岡女子学園中学校算数過去問傾向と対策

2012年度第1回算数入試問題は 試験時間50分 配点100点 受験者平均点 55.65点 合格者平均点 81,10点でした。

出題構成は 例年通り大問5題構成で、1. 2. 一行問題各4問  3.割合の文章題(損益売買) 4.規則性 5.速さのグラフ が出題され、総解答箇所 15でした。

 中学受験の算数の解法は様々です。 解法の指定(誘導)がない場合、得意な解法で素早く正確に解きましょう。


今回は 3.割合の文章題(損益売買)を解説します。3種類の解法で解説します。


算数入試問題 3.割合の文章題(損益売買)にチャレンジ


豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) 問題


豊島岡女子学園中学過去問

豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (1)相当算で解く解説解答


(1) 4月には、商品Aを120個仕入れて、5割の利益をつけた定価で売っていましたが、仕入れた個数の6割が売れたところで、定価の半分の値段で売り始めました。その結果、4月中に売れ残りの商品がすべて売れました。4月の利益の合計が4,800円であったとき、商品Aの1個あたりの仕入れの値段はいくらですか。

相当算解説解答

5割の利益をつけた定価で売った個数は 120個の6割なので 120×0.6=72(個)

定価の半額で売った個数は 120×0,4=48(個)

商品Aの1個あたりの仕入れ値を①とすると 仕入れの合計は ①×120=(120) 

5割の利益をつけた定価は ①×(1+0.5) = (1.5)    

定価の売り上げ合計は (1.5)×72= (108)

定価の半額の売値は (1.5)÷2=(0.75)      

定価の半額の売り上げ合計は (0.75)×48=(36)

よって 売り上げの合計額は (108)+(36)=(144)

仕入れの合計が (120) なので 利益の合計は (144)ー(120)=(24)(24)が 4月の利益の合計4,800円に相当するので  

仕入れ値①・・・・ 4800÷24=200



答   200円


豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (1)平均算で解く 面積図解説解答


平均算の面積図解説解答

豊島岡女子学園中学過去問傾向と対策

5割の利益をつけた定価で売ってた数と定価の半分の値段で売った数の比は 3:2

よって 売値の平均は 面積図より ⑤=0.75  ③=0.75÷5×3=0.45   0.45+0.75=1.2

商品Aの平均の定価は仕入れ値の1.2倍なので 平均の利益は0.2

よって  仕入れ値は 4800÷0.2=24000

1個あたりの仕入れ値は 24000÷120=200


答   200円


豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (1)平均算で解く天びん解説解答


天びんの平均算で解く解説解答

中学受験家庭教師

仕入れ値の1.5倍で売った商品の割合は 6割,定価の半額で売った商品の割合は4割 

よって 売った商品の割合は6:4=3:2

売値の差 1.5ー0.75=7.5 を商品の割合の逆数の比で割合に分けると

0.75÷(3+2)×2=0.3

よって 1.5ー0.3=1.2・・・平均の売値

仕入れ値は 4800÷0.2=24000

1個あたりの仕入れ値は 24000÷120=200 



答   200円

豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (2)利益の合計で解く解説解答


(2) 5月には、商品Aを何個か仕入れて、6割の利益をつけた定価で売っていましたが、仕入れた個数の半分より5個多く売れたところで、定価の25%引きで売り始めました。その結果、5月中に残りの商品が全て売れました。5月の利益の合計が7600円であったとき、5月に仕入れた商品は何個でしたか。

解説解答

下図の通り 定価で売った個数と定価の25%引きで売った個数の差は10個。

中学受験プロ家庭教師

仕入れ値の6割増しの定価の利益は 200×0.6=120(円)     

定価の25%引きの利益は 200×1.6×(1-0.25)ー200=40(円)

よって 定価で売った個数と定価の25%引きで売った個数が同じ場合の合計の利益は 

7600-120×5+40×5=7200円 

6割増の利益は120円、25%引きの利益は40円なので

7200÷(120 + 40) = 45個・・・仕入れの個数の半数

よって仕入れた個数は 45×2 = 90個


答え   90個


    

豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (2)利益の比で求める解説解答

利益の比解説解答

売った個数が同じ場合 1個あたりの利益の比=全体の利益の:1個あたりの利益 

120:40=3:1

定価で売ったときの利益 7200÷(3+1)×3=5400(円)   

定価で売った個数は 5400÷120=45(個)

定価の25%引きで売ったときの利益は 7200÷(3+1)×1=1800(円)  

定価の25%引きで売った個数は 1800÷40=45(個) 

よって  仕入れた個数の合計 45×2=90(個)


(注) 定価で売った個数は 45+5=50個, 定価の25%引きで売った個数は45-5=40個 合計90個  仕入れの個数のみを答えればよいので、定価と割引の個数は考えない。


答   90個

豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (2)平均算で解く天びん解説解答


面積図の平均算で解く解説解答

中学受験特殊算損益売買

定価で売った個数と割り引いて売った個数が1:1の場合 利益の平均は 面積図の通り 80円

利益の合計が 7200円 なので

仕入れた個数は 7200÷80=90


答   90個


豊島岡女子学園中学校2012年度算数入試問題3.割合の文章題(損益売買) (2)平均算で解く天びん解説解答


天びんの平均算解説解答

豊島岡女子学園中学受験プロ家庭教師

定価で売った個数と割り引いて売った個数が1:1の場合利益の平均は てんびんの通り 80円

利益の合計が 7200円 なので

仕入れた個数は 7200÷80=90


答   90個
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