豊島岡女子学園中学校理科過去問研究
豊島岡女子学園中学の2016年度理科入試問題は例年通り、生物・地学・物理・化学各分野から各1題の大問4題構成でした。
今回は1.地震に関する問題を解説します。時事問題としても社会でも中学入試問題で頻繁に取り上げられていますが、地震に関する問題は理科でも各中学で出題されています。
理科入試問題1. 地震に関する基本問題
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豊島岡女子学園中学の2016年度理科入試問題は例年通り、生物・地学・物理・化学各分野から各1題の大問4題構成でした。
今回は1.地震に関する問題を解説します。時事問題としても社会でも中学入試問題で頻繁に取り上げられていますが、地震に関する問題は理科でも各中学で出題されています。
理科入試問題1. 地震に関する基本問題
日本列島とその周辺では多くの地震が発生します。その発生場所により「海溝型地震」と「活断層型地震」に大きく分けられます。
海溝は海洋プレートが他のプレートの下に沈み込む場所(沈み込み帯)とされます。
海溝では、沈み込む海洋プレートとその上のプレートとの間の摩擦のため、スムーズにすべるのではなく間欠的に急激にずれることで沈み込みが進行します。
この急激なずれが海溝型地震です。
活断層型地震は陸側のプレート内部での断層運動により発生する地震です。
深さがおおむね30kmよりも浅い地殻の内部で発生するため、「地殻内地震」とも呼ばれます。