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開成高校過去問解説解答

開成高等学校数学過去問研究

開成高等学校2020年度数学入試問題は例年通り大問4題構成。1.小問2問, 2.座標平面 3.場合の数 4.立体図形立体上の点移動が出題され、空間図形が多く出題されました。今年度は2.で証明問題が出されました。

今回は、2.座標平面問題を解説します。外接円の中心や接点など、平面図形に対する応用力を求められる出題でした。

数学入試問題


開成高校2020年度数学入試問題2.座標平面 問題


 

開成高校2020年度数学入試問題2.座標平面 (1) 解説解答

(1) 3点A,B,Cそれぞれの座標を求めよ。

解説解答




∠OPA = ∠OPB = 30°なので、内角の大きさがそれぞれ30°,60°の直角三角形の辺の比より 直線PBの傾きは





開成高校2020年度数学入試問題2.座標平面 (2)解説解答

(2) 3点A,B,Cを通る円の中心の座標を求めよ。

解説解答



図のように 点Bからy軸に平行な直線を,点Aからx軸に平行な直線を引き、その交点をDとする。

点Bからy軸に平行な直線と点Cからx軸に平行な直線との交点をEとする。

△ADB∽△CEBなので

 

よって AB:BC = 1:2  また∠ABC = 60°なので△ABCは∠CABの直角三角形

したがって △ABCは∠CAB = 90°の三角形なので 3点A,B,Cを通る円の中心はCBの中点になる。

CBの中点の座標は

 

開成高校2020年度数学入試問題2.座標平面 (3) 解説解答

(3) 点Bを接点とする(2)の円の接線の式を求めよ

解説解答


円の接線は接点で半径と垂直に交わる。円の半径は直線CB上にあるので
直線CBの傾きと接線の傾きの積は - 1となる。

開成高校2020年度数学入試問題2.座標平面 (4)解説解答

 

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