県立高校過去問傾向と対策
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神奈川県立高校 入試問題解説解答

神奈川県公立高等学校過去問研究


2023年度神奈川県立高校数学共通問題は例年通りの出題構成で. 1.四則演算5問 2.小問集合6問 3.小問集合4問 4.関数のグラフ 5.確率 6.立体図形が出題されました。

今回は3.小問集合4問から(イ) 資料と統計箱ひげの読み方を解説します。

                                   

神奈川県立高校2023年度数学入試問題3.小問集合(イ)資料の活用箱ひげ図 問題




神奈川県立高校2023年度数学入試問題3.小問集合(イ)資料の活用箱ひげ図 (ⅰ)解説解答


(ⅰ) 資料1の記録を箱ひげ図に表したものとして最も適するものを次の1~4の中から1つ選び、その番号を答えなさい。

解説解答

資料1の議案Xに賛成した人数を、少ない順に並べる。

13, 14, 17, 17, 17, 19,21, 23, 24, 25

最小値  13,  最大値  25

中央値 (17 + 19) ÷2 = 18

第一四分位数 17,  第三四分位数 23



最小値  14 ×,  最大値  24 ×

中央値   18

第一四分位数 17,  第三四分位数 23




最小値  13 ,  最大値  25

中央値   18

第一四分位数 17,  第三四分位数 23






最小値  13 ,  最大値  25

中央値   19 ×

第一四分位数 17,  第三四分位数 23




最小値  13,  最大値  25

中央値   18

第一四分位数 14 ×,  第三四分位数 21 ×



答    2

神奈川県立高校2023年度数学入試問題3.小問集合(イ)資料の活用箱ひげ図 (ⅰ)解説解答



(ⅱ) 資料2と資料3から読み取れることがらを次のA~Dからすべて選んだ時の組み合わせとして最も適するものをあとの1~6の中から1つ選び、その番号を答えなさい。

A. 議案Yに賛成した人数の最頻値は20人である。
B. 賛成した人数の合計は、議案Zより議案Yの方が多い。
C. 賛成した人数の中央値は、議案Zより議案Yの方が大きい。 
D. 賛成した人数の四分位範囲は、議案Zより議案Yの方が小さい。

解説解答

資料2(議案Yに賛成した人数)を、少ない順に並べる。

15,19,20,20,20,24,24,25,26,27

最頻値 20

議案Yに賛成した人数 15 + 19 + 20×3+24×2+25+26+27 = 220人

中央値   (20 + 24) ÷2 = 22

第一四分位数 20, 第三四分位数 25 四分位範囲 25 - 20 = 5

資料3(議案Zに賛成した人数)

平均値23 クラス数は10 よって 議案に賛成した人数 23×10 = 230人

中央値 21

四分位範囲 6

以上から

A. 議案Yに賛成した人数の最頻値は20人である。〇

B. 賛成した人数の合計は、議案Zより議案Yの方が多い。

  議案Yに賛成した人数220人,議案Zに賛成した人数230人 議案Yに賛成した人数220人,議案Zに賛成した人数230人 議案Zに賛成した人数の方が議案Yに賛成した人数より多い。 ×

C. 賛成した人数の中央値は、議案Zより議案Yの方が大きい。 

  議案Yに賛成した人数の中央値 22,議案Zに賛成した人数の中央値 21 議案Yに賛成した人数の中央値の方が議案Zに賛成した人数の中央値より大きい。 〇 


D. 賛成した人数の四分位範囲は、議案Zより議案Yの方が小さい。

  議案Yに賛成した人数の四分位範囲は 5,議案Zに賛成した人数の四分位範囲は 6。議案Yに賛成した人数の四分位範囲の方が議案Zに賛成した四分位範囲の方より小さい。〇

よって資料2と資料3から読み取れることがらから適するものは A,C,D


答   6
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