県立高校過去問傾向と対策
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神奈川県立高校 入試問題解説解答
神奈川県公立高等学校過去問研究
2023年度神奈川県立高校数学共通問題は例年通りの出題構成で. 1.四則演算5問 2.小問集合6問 3.小問集合4問 4.関数のグラフ 5.確率 6.立体図形が出題されました。
今回は3.小問集合4問から(イ) 資料と統計箱ひげの読み方を解説します。
(ⅱ) 資料2と資料3から読み取れることがらを次のA~Dからすべて選んだ時の組み合わせとして最も適するものをあとの1~6の中から1つ選び、その番号を答えなさい。
A. 議案Yに賛成した人数の最頻値は20人である。
B. 賛成した人数の合計は、議案Zより議案Yの方が多い。
C. 賛成した人数の中央値は、議案Zより議案Yの方が大きい。
D. 賛成した人数の四分位範囲は、議案Zより議案Yの方が小さい。
解説解答
資料2(議案Yに賛成した人数)を、少ない順に並べる。
15,19,20,20,20,24,24,25,26,27
最頻値 20
議案Yに賛成した人数 15 + 19 + 20×3+24×2+25+26+27 = 220人
中央値 (20 + 24) ÷2 = 22
第一四分位数 20, 第三四分位数 25 四分位範囲 25 - 20 = 5
資料3(議案Zに賛成した人数)
平均値23 クラス数は10 よって 議案に賛成した人数 23×10 = 230人
中央値 21
四分位範囲 6
以上から
A. 議案Yに賛成した人数の最頻値は20人である。〇
B. 賛成した人数の合計は、議案Zより議案Yの方が多い。
議案Yに賛成した人数220人,議案Zに賛成した人数230人 議案Yに賛成した人数220人,議案Zに賛成した人数230人 議案Zに賛成した人数の方が議案Yに賛成した人数より多い。 ×
C. 賛成した人数の中央値は、議案Zより議案Yの方が大きい。
議案Yに賛成した人数の中央値 22,議案Zに賛成した人数の中央値 21 議案Yに賛成した人数の中央値の方が議案Zに賛成した人数の中央値より大きい。 〇
D. 賛成した人数の四分位範囲は、議案Zより議案Yの方が小さい。
議案Yに賛成した人数の四分位範囲は 5,議案Zに賛成した人数の四分位範囲は 6。議案Yに賛成した人数の四分位範囲の方が議案Zに賛成した四分位範囲の方より小さい。〇
よって資料2と資料3から読み取れることがらから適するものは A,C,D
答 6