図のように,半径3 の円に正三角形ABCが内接している。点P は∠A に対する弧BC上を点B から点C まで動く。 いま,BP = PQ となるようにAP の延長上に点Qをとるとき,次の問いに答えなさい。 (1) 辺BC の長さを求めなさい。 (2) ∠ BQP の大きさを求めなさい。 (3) 点P がBからCまで動くあいだに,点Q が動いた道のりを求めなさい。
(1) 辺BC の長さを求めなさい。 解説解答 図のように円の中心Oと点A,B,Cを結ぶ。Oから辺BCに垂線を下ろし交点をDとする。 ∠BOC = ∠AOB = ∠AOC = 360÷3 = 120° ∠BOD = 120 ÷ 2 = 60° よって三角形BODはそれぞれの角度を30°,60°とする直角三角形。
(2) ∠ BQP の大きさを求めなさい。 解説解答 ∠ACBは正三角形の1つの内角なので、∠60° ∠ACBと∠APBはともに弧ABの円周角 よって∠ACB=∠APB=∠60° また三角形BPQは 辺BP = 辺PQの二等辺三角形 よって∠PBQ = ∠BQP ∠BQP = 60 ÷ 2 = 30° 解答 30°