埼玉県立高校入試問題解説解答
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埼玉県立高校 過去問対策

埼玉県立高等学校共通入試問題過去問研究

2023年度埼玉県立高校前期共通数学入試問題は、例年通り大問4題構成。1.四則計算を含む小問集合 16問 2.小問2問 作図,方程式の応用 3.数の性質 4.立体上の点移動が出題されました。 

今回は1.小問集合から(8)二次方程式の解 (9)標本調査 (10)一次関数の式を解説します。

埼玉県立高校2023年度数学入試問題1.(8)二次方程式の解 (9)標本調査 (10)一次関数の式 問題

埼玉県立高校数学入試問題2023解説解答


埼玉県立高校2023年度数学入試問題1.(8)二次関数の解解説解答

解の公式

埼玉県立高校2023年度数学入試問題1.(9)標本調査解解説解答


(9) 次のア~エの調査は、全数調査と標本調査のどちらでおこなわれますか。標本調査で行われるものを二つ選び、その記号を書きなさい。

ア ある河川の水質調査
イ ある学校でおこなう健康診断
ウ テレビ番号の視聴率調査
エ 日本の人口を調べる国勢調査

解説解答

「全数調査」  対象となるすべてを調べる調査。

全数調査は、集団の中をすべて調査するので、集計した結果には、標本調査では必ず生ずる「標本誤差」が含まれない。

日本で実施されている最も大規模な全数調査は国勢調査で、全国結果だけでなく、都道府県別、市町村別はもちろん、町丁・字などの小地域の結果や、男女別・年齢別などの詳細な結果も公表されている。

全数調査が必要な理由
全数調査の結果には、標本誤差が含まれないので、例えば国勢調査の結果は、衆議院議員の小選挙区の画定基準や地方議会の議員定数の決定、地方交付税の算定基準など、「法定人口」としてさまざまな場面で利用できる。

また、全数調査は、統計体系の中で、定期的に他の統計の基準となる数値を提供するという、統計の正確性を担保する根源となっている。具体的には、例えば5年ごとに行われる国勢調査から作られる統計は、日本の現在人口と将来人口の推計の基礎とされており、国勢調査の結果が得られるごとに、これらの推計の基礎が見直されています。このような基準とされる数値のことを、「ベンチマーク」と呼んでいる。
また、国民経済計算別ウィンドウで開きますなどの加工統計(統計調査の結果だけでなく、さまざまなデータを集めて加工して作成する統計)でも、推計の基準とされる人口は国勢調査を基にしていることから、同様に国勢調査の結果が得られるごとに改定が行われる。

さらに全数調査は、標本調査を設計する際の基礎としての役割がある。

標本調査は、ある集団の中から一部の対象だけを抽出して調査するもので、日本で行われている統計調査の多くはこの方法により行われている。しかしすべての統計調査で対象者全員を調査した場合、膨大な費用と手間がかかってしまう。


「標本調査」選ばれた一部の標本を対象に調査を行い、その結果には標本誤差が含まれる、標本の選び方を工夫すれば、誤差をあまり大きくすることなく、調査にかかる費用と期間を大幅に縮減することができる。したがって、多くの場合、統計調査は標本調査により行われている。

よって標本調査はア ある河川の水質調査,ウ テレビ番号の視聴率調査


答え ア,ウ


埼玉県立高校2023年度数学入試問題1.(8)一次関数の式解説解答


一次関数の式






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