成城学園高等学校過去問研究 成城学園高校2024年度一般入学試験は2024年2月12日(日)に実施され 午前に学力試験国語・数学・英語 午後に個人面接(生徒1人/面接官2~3人)。10分程度が実施されました。 2024年度成城学園高校一般入試の募集人数 男女約40名に対し、応募者男子74名 女子108名 受験者男子58名 女95名 合格者男子12名 女子33名でした。 成城学園高校2023年度数学入試問題は、1. 小問集合10問(内計算問題5問) 2.平面図形3問 3.一次関数と二次関数のグラフ 4.空間図形 5.平面上の平行移動が出題されました。 今回は2024度成城学園高校一般数学入試問題から、5.平面上の平行移動を解説します。(1)はグラフの作成問題 変更点に注意して作図しましょう。(2) (3)は標準レベルの問題です。 成城学園高校の入試問題の構成は毎年同じです。過去問を十分学習することで合格が見えてきます。
(1) ずらし始めてから6秒後までのtとyの関係を、時間を横軸、面積を縦軸としてグラフに表せ。 解説解答 上図の通り、 ずらし始めてから4秒間は 直角二等辺三角形。4秒後から6秒後まで 底辺4cm高さ4cmの直角二等辺三角形+ 長方形 毎秒1cmの速さなので 4秒後までの二等辺三角形の面積は 0 ≦ t ≦ 4 4秒後の面積は 二次関数の式なので t = 0 y = 0と t =4 y = 8を結ぶ曲線のグラフとなる。 4秒後から6秒後までは底辺4cm高さ4cmの直角二等辺三角形+底辺(t - 4)cm 高さ4cmの長方形 4 < t ≦ 6 6秒後の面積は y = 4×6 - 8 = 16 一次関数のグラフなので t = 4 y = 8と t = 6 y= 16を結ぶ直線のグラフとなる。 答え
(2) ずらし始めて6秒後から10秒後までの面積yを表す式をtを用いて表せ。 解説解答 6秒後の重なりの面積は y = 4×6 - 8 = 16c㎡ 6秒後から10秒後までに直角二等辺三角形が徐々に重なっていく 重なる直角二等辺三角形の面積の部分 = 長方形の面積 - 一辺が(t - 6)cmの直角二等辺三角形の面積 よって ずらし始めて6秒後から10秒後までの面積yは