都立高校入試過去問傾向と対策
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都立高校 過去問対策

東京都立高等学校共通数学過去問研究


令和7年度の東京都立高校の入学者選抜試験は2月21日に実施され、全日制は募集人員に対して約1・20倍の3万5877人が受験しました。

受東京都教育委員会発表の2025年度数学出題の方針は
数量や図形などに関する基礎的・基本的な事項についての知識及び技能を見るとともに、これらを活用して問題を解決するために必要な数学的な思考力・判断力・表現力を見る。

各問のねらい 
4 平面図形についての知識及び技能をみるとともに,見通しをもって論理的に考 察し処理する能力や,推論の過程を的確に表現する能力をみる。


                                   

都立高校2025年度共通数学考査問題4.平面図形 問題





都立高校2025年度共通数学考査問題4.平面図形 問1解説解答


問1 図1において、AQ = BQ,∠QAR = 20°,∠ARP = a°とするとき、∠BPRの大きさを表す式を、次のア~エのうちから選び、記号で答えよ。

解説解答

△AQBにおいて
AQ = BQ,∠AQBは直径の円周角なので ∠AQB = 90° したがって ∠QAB = ∠QBA = 45°

∠BPRは△ARPの外角なので ∠BPQ = ∠PRA + ∠RAP = a° + 45° - 20° = a + 25°


答え   イ
 

都立高校2025年度共通数学考査問題4.平面図形 問2 ②解説解答


② 図2において、線分ARと線分BQとの交点をS,点Oと点Rを結び、線分BQと線分ORとの交点をTとした場合を考える。AR = 2OPのとき、△RSTの面積は、四角形AORQの面積の う/え倍 である。

解説解答



弧BR = 弧QRなので ∠BAR = ∠QAR

円周角と中心角の関係から ∠BOR = 2∠BAR

弧BR = 弧QRなので ∠BAR = ∠QAR

したがって∠BAQ = ∠BOR 同位角が等しいので QA // RO   

△BOTと△BAQにおいて、 BO:BA = 1:2

よって TO:QA = 1:2

OA = OR(半円の半径)なので QA:RT:TO = 2:3 - 1:1 = 2:2:1 

QA = RTなので QS = SA

したがって △QSRの面積 = △SRTの面積

△QSRの面積を①とすると、△SRTの面積 = ①

RT:TO = 2:1 なので

△QRTの面積:△QOTの面積 = 2:1

△QRTの面積 = ②なので △QOTの面積 = ①

また、QA:TO = 2:1なので

△QAOの面積:△tOQの面積 = 2:1

よって △QAOの面積 = ②

四角形AORQ = △QRT + △TOQ + △QAO

したがって 四角形AORQの面積 = ② + ① + ② = ⑤

△RTSの面積 = ①

以上から 四角形AORQの面積:△RTSの面積 = 5:1


答え  う 1, え 5
 


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