女子美術大学附属中学校・高等学校過去問対策

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女子美術大学附属中学校合格のための過去問対策

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女子美術大学付属中学校算数過去問研究

2024年度女子美術大学付属中学生徒募集に関し、5月29日家庭教師学習塾向け入試説明会が実施されました。

入試説明としては、従来通りの出題で大幅な変更は考えていないとのことでした。
また制服は選択でスラックスを導入するとのことです。

特待生制度の案内があり、以下の通りです。

第1回入学試験の成績優秀者について特待生制度があります。

高等学校 4名
中学校  3名    計7名

※特待生には年額授業料の半額が免除されます。
さらに次年度以降も成績優秀者には年間授業料の半額が免除されます。

2023年度女子美術大学付属中学校第1回入試は 募集人数110名に対し、

2科応募者145名 受験者144名 合格者 4科応募者164名 受験者163名 合格者119

第2回入試は 募集人数10名程度に対し、応募者170名 受験者105名 合格者8名

第3回入試は 募集人数15名程度に対し、応募者306名 受験者162名 合格者17名 


第1回算数合格者平均点74.1点でした。

女子美術大学付属中学発表の出題傾向は次の通りです。※円周率は3.14として計算するように、問題文の中で指示します。
・1番は、基本的な問題を10題程度出題します。
計算問題、簡単な文章題、図形に関する問題など。約分などに気をつけ、最終的な答えとなるまで計算してください。
・2番は、規則性を発見する問題です。
・3番は、文章題です。
・4番は、2つの変化する量に関する問題です。
・5番は、立体図形の体積と表面積を求める問題。工夫すると比較的簡単に答えが出る問題です。
いきなり解かず、図形の構造をよく考えて工夫してください。
※ 過去問題を参考にし、今年の1番、去年の1番、一昨年の1番のように比べてみると傾向がつかめます。



2023年度第1回算数入試問題は 1.小問集合10問 2.規則性 3.割合の文章題 4. 水そう算 5.図形問題(底面積から体積と表面積を求める問題)が出題されました。

今回は 算数入試問題から4.水そう算を解説します。

女子美術大学附属中学校2023年度第1回算数入試問題4.水そう算 問題

女子美術大学付属中学算数2023年度入試問題解説解答
 

女子美術大学附属中学校2023年度第1回算数入試問題4.水そう算(1)解説解答

(1) 水は毎分何Lで入っていますか。

解説解答

中学受験水そう算解説


グラフより 12分間で水面の高さが40cmになっている。水そうAの高さは40cmなので、12分間に入っている水そうの底面積は 水そうBの底面積から水そうAの底面積を除いた部分。

よって12分間に入った水の量は (80 × 80 - 40 × 40) ×40 = 4800 ×40 c㎥ = 48 ×4 L

したがって 1分間に入る水の量は 48 ×4 ÷ 12 = 16


答   16L

女子美術大学附属中学校2022年度第3回算数入試問題5.図形問題 (2)解説解答

(2) 水面の高さが40cmとなってから、水そうBの水面の高さがふたたび増え始めるまでに何分かかりますか。

解説解答

水面の高さが40cmとなってからは、水そうAに水が入り始めるので、ふたたび増え始めるのは水そうAの水面の高さが40cmになった後。

水そうAの容積は 40×40×40 = 64000c㎥ = 64L

水そうAが満水になるのにかかる時間は 64 ÷16 = 4


答  4分  
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