女子美術大学付属中学校算数過去問研究
2024年度女子美術大学付属中学生徒募集に関し、5月29日家庭教師学習塾向け入試説明会が実施されました。
入試説明としては、従来通りの出題で大幅な変更は考えていないとのことでした。
また制服は選択でスラックスを導入するとのことです。
特待生制度の案内があり、以下の通りです。
第1回入学試験の成績優秀者について特待生制度があります。
高等学校 4名
中学校 3名 計7名
※特待生には年額授業料の半額が免除されます。
さらに次年度以降も成績優秀者には年間授業料の半額が免除されます。
2023年度女子美術大学付属中学校第1回入試は 募集人数110名に対し、
2科応募者145名 受験者144名 合格者 4科応募者164名 受験者163名 合格者119
第2回入試は 募集人数10名程度に対し、応募者170名 受験者105名 合格者8名
第3回入試は 募集人数15名程度に対し、応募者306名 受験者162名 合格者17名
女子美術大学付属中学発表の理科出題傾向は次の通りです。
自然や科学に関する知識を覚えるだけではなく、科学的な現象に興味を持って取り組み考えているか、また、グラフや表などから変化の規則性を読み取ることができるかを確認します。
出題内容
①物理分野(物質とエネルギー) | :圧力・てこ・おもりの動き方の規則性・電気・磁石・光の性質など。 |
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②化学分野(物質とエネルギー) | :水溶液・金属・水・空気の性質、物の溶け方の規則性、物の燃焼。 |
③生物分野(生物とその環境) | :動物と植物の関係・動物と植物の体のつくり・昆虫・生物の養分の取り方など。 |
④地学分野(地球と宇宙) | :月や星の特徴や動き、天気の変化、土地のつくり(岩石、化石、地層)。 |
2023年度第1回算数入試問題は 1.発動機の働き 2.月の公転 3.酸素の発生の実験 4. 海の生き物の関わり(食物連鎖)が出題されました。
第1回理科合格者平均点36.5点でした。今回は 理科入試問題から1.手回し発動機の働きを解説します。