慶応中等部過去問対策

超難関中学受験指導はスペースONEのプロ家庭教師にお任せください

慶応中等部合格のための過去問傾向と対策

男生徒

慶應義塾中等部算数過去問研究

2010年度慶応義塾中等部算数入試問題は 1.2.3が計算2問を含む小問集合計10問 4.平面図形 5.平面図形 6.仕事算 7.水槽とグラフ 8.平面上の点移動 が出題されました。一行問題は特殊算全分野から満遍なく出題されていますが、大問は非常に出題分野に偏りがあり、平面図形の占める割合が非常の大きいものでした。解答は途中式を必要としない解答欄に数字のみを書き込む形式でした。

今回は 慶応義塾中等部算数入試問題頻出の図形問題から4番を解説します。

算数入試問題 平面図形にチャレンジ

慶応義塾中等部2010年度 算数入試問題 4.相似比と面積比問題

慶應義塾中等部算数入試問題

慶応義塾中等部2010年度 算数入試問題 4.相似比と面積比(1)解説解答

(1) [図1]のような、直角三角形について、辺BCを底辺としたときの高さをAHとします。
このとき、辺AHの長さは□cmです。


中学入試相似形
解説
右図のように三角形ABHと三角形CAHは相似形                              
 中学受験算数平面図形
それぞれに対応する辺はAB:HA,BA:AC,AH:CH
AHの長さを□とおいて、比例式であらわすと 
 慶應義塾中等部受験算数プロ家庭教師東京
 9:□=□:16

□×□=9×16

□×□=3×3×4×4

□=3×4


答   12

慶応義塾中等部2010年度 算数入試問題 4.相似比と面積比(2)解説解答

(2) [図2]のように、三角形ABCの中に、それぞれAP:PQ=2:1,BQ:QR=3:1,CR:RP=3:2になるような点P,Q,Rをとります。三角形ABCの面積が441c㎡のとき、三角形PQRの面積は□c㎡になります。
 中学受験プロ家庭教師東京
解説
高さの等しい三角形は辺の比=面積比であることを利用して解きましょう。
三角形PQRの面積を1にします。
 まず三角形PQRと三角形APCから考えましょう。
 慶應義塾中等部受験プロ家庭教師
PQ:AP=1:2  なので

三角形PQRの面積:三角形APRの面積 = 1:2

三角形APRと三角形ARCは

PR:RC=2:3  なので

三角形APRの面積:三角形ARCの面積 =2:3

よって   三角形PQRの面積:三角形APCの面積 =1:2+3=1:5
                                    
 三角形PQRと三角形APCにおいて
 慶應義塾中等部算数過去問対策

三角形PQRと三角形PBQは QR:BQ=1:3 なので 三角形PQRの面積:三角形PBQの面積 =1:3

三角形PBQと三角形ABPは QP:PA=1:2 なので 三角形PBQの面積:三角形ABPの面積 =3:6

よって 三角形PQRの面積:三角形APCの面積 =1:3+6=1:9
 三角形PQRと三角形RBCにおいて
 慶應義塾中等部


⊿PQRと⊿RQCは PR:RC=2:3 なので

中学入試算数面積比

三角形RQCと三角形QBCはRQ:QB=1:3 なので 

中学受験算数面積比
 
以上のことから

中学受験算数相似比

三角形PQRの面積:三角形ABCの面積 =(1):(1)+(5)+(9)+(6)=(1):(21)

(21) = 441c㎡なので

(1) =441÷21=21c㎡

答   21

Copyright(c) 2013 Sample Inc. All Rights Reserved. Design by http://f-tpl.com