明治大学附属明治中学校合格のための過去問対策

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明治大学附属中学校過去問対策


2008年度明治大学付属明治中学校算数入試問題は還元算1問を含む小問集合5問、大問4題の5題構成でした。

ニュートン算を苦手にする受験生は多いですが、明治大学付属明治中学校では2006年度に次いで、2回目の出題です。

割合の問題は毎年出題されています。ニュートン算も基本の考え方を理解して苦手意識をなくしましょう。

算数入試問題(ニュートン算にチャレンジ)

明治大学附属明治中学校2008年度算数入試問題4.ニュートン算 問題

4.ある量の水が入った水槽があります。この水槽に水道から一定の割合で水を入れると同時にポンプを使って水をくみ出します。

水槽を空にするには、6台のポンプでは65分かかり、8台のポンプでは45分かかります。

使用する全てのポンプは同じ割合で水をくみ出すとき、次の各問に答えなさい。

(1) 1分間に、水道から入る水の量と1台のポンプがくみ出す水の量との比を、最も簡単な整数の比で表しなさい。

(2) 9台のポンプで、水槽を空にするには何分かかりますか。


(3) 25分以内に、水槽を空にするには、最も少ない場合で何台のポンプが必要ですか。


明治大学附属明治中学校2008年度算数入試問題4.ニュートン算(1)解説解答

(1) 1分間に、水道から入る水の量と1台のポンプがくみ出す水の量との比を、最も簡単な整数の比で表しなさい。

解説解答

1台のポンプが1分間にくみ出す水の量を 1におくと 6台のポンプが65分間にくみ出す水の量は 

6×65 = 390 

8台のポンプが45分間にくみ出す水の量は 

8×45 = 360 

390-360=30・・・65-45=20分間に水道から水槽に入る水の量 

1分間に、水道からはいる水の量 30÷20=3/2 

1分間に、水道から入る水の量と1台のポンプがくみ出す水の量との比 3/2:1 = 3:2

     
答   3:2

明治大学附属明治中学校2008年度算数入試問題4.ニュートン算(2)解説解答 

(2) 9台のポンプで、水槽を空にするには何分かかりますか。

解説解答

1台のポンプが1分間にくみ出す水の量 =2 

8台のポンプが45分間にくみ出す水の量 2×8×45=720 

1分間に水道からはいる水の量は 3 

45分間に入る水の量は 3×45=135 

はじめに入っていた水の量は 720-135=585 

585÷(2×9ー3)=39 

     
答 39分

明治大学附属明治中学校2008年度算数入試問題4.ニュートン算(3)解説解答

(3) 25分以内に、水槽を空にするには、最も少ない場合で何台のポンプが必要ですか。

解説

585÷25=23.4 

1分間に23.4水が少なくなればよい。 

(23.4+3)÷2=13.2 


答     14台


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