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芝中学・高等学校2017年度理科過去問研究
2017年度芝中学校第1回理科入試問題は 例年通りの出題構成で 1.地学・生物・化学・物理分野の融合問題 2.動物と植物 3.電圧と豆電球 4.天体 5.物質の3態様 でした。
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2017年度芝中学校第1回理科入試問題は 例年通りの出題構成で 1.地学・生物・化学・物理分野の融合問題 2.動物と植物 3.電圧と豆電球 4.天体 5.物質の3態様 でした。
(1) 図1の温度T1およびT2はそれぞれ何℃ですか。整数で書かいなさい。 |
解説解答 |
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圧力が私たちが暮らしている1気圧のとき、水の状態は、温度が上がると固体、液体、気体と変化する。T1は個体→液体(個体と液体の二つの状態が混ざっている温度)で0℃,T2は液体→気体(液体と期待が混ざっている温度)。 |
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答 T1 0℃, T2 100℃ |
(2) 図1の(あ)および(い) の状態変化は、それぞれ何といいますか。ひらがなで書きなさい。 |
解説解答 |
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(あ)および(い)は二つの状態が混ざっている温度。(あ)の温度を融点、状態変化を融解,(い)の温度を沸点、状態変化を蒸発という。 |
答 (あ)融解,(い)蒸発 |
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解説解答 |
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図1より、圧力が上がると、融点が(あ)の0℃より低いCの温度となっている。よって圧力が上がると0℃より低い温度でも氷は溶け始める。 つまり、水は固体になると密度がさがるので、圧力がかかるとできるだけ体積を小さくしようとし、水になったほうが密度があがり体積が小さくなるため、溶けて水になる。 |
答え スケートの刃によって氷に大きな圧力がかかり,0℃より低い温度で氷が水になるから。 |
![]() (ア) ab間 (イ)bc間 (ウ)cd間 (エ)de間 |
解説解答 |
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(あ)は融解で、個体と液体の二つの状態が混ざっている状態でこのとき、氷の融解に熱がすべて使われていて、温度が変化しない。よって図4のb-c間 (い)は液体と気体が混ざっている状態で、水が表面から水蒸気になって空気中に出ていく蒸発はb-e間で常におこり、d-e間で温度が一定しているのは水の帰化に熱がすべて使われているため。よって図4のb-e間。 |
答え (あ)イ (い)イ,ウ,エ |
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解説解答 |
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ビーカー内から空気中に物質がにげることはないものとします”とあるので,水の蒸発は考えないと、①は氷(固体)の状態,②は氷(個体)と水(液体)が混ざっている状態,③はすべて水(液体)の状態。地球上にあるほとんどの物質は、液体から固体に変わるとき、体積が減る(密度が高くなる)。水のように固体になったときに体積の増える物質は、ビスマス(Bi)などごく少数しかない。水は、4℃で密度が最大となり(体積が減り)、4℃の液体の水が固体の氷にな ると体積は約1.1倍になる。よって固体だけの①の体積が最も大きく,液体だけの③の体積が最も小さい。 |
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答え体積が最も大きくなる点① 体積が最も小さくなる点③ |
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解説解答 |
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-5℃の氷10gの温度を0℃にするのに必要なカロリー 0.5×10×5 = 25カロリー, 0℃の氷10gを0℃の水10gにするのに 必要なカロリー 80×10 = 800カロリー 0℃の水10gの温度を100℃にするのに必要なカロリー 1×10×100 = 1000カロリー, 100℃の水10gを 100℃の水蒸気10gにするのに必要なカロリー 540×10 = 5400カロリー したがって 25+800+1000+5400 = 7225カロリー |
答え 7225カロリー |