算数　試験時間5０分　配点 100点
大問5題の構成です。平面立体図形・場合の数・速さは頻出です。とくに速さの問題でも図形問題でも条件整理が必要です。巣鴨中学を受験する生徒は条件による場合の変化を見極める対策を怠らないようにしましょう。問題の難易度は高くはありません。５０分の時間は中学受験の算数の試験時間としては短くはありませんが、単純計算問題がなく処理能力を要求する問題の煩雑さを考えると最短距離での正解が必要です。

国語 試験時間5０分　配点 100点
長文２題、書き取りを含む知識の３題構成。問題文の文字数2,500字・1500～2,000字前後。設問形式は段落分け・適語補充・選択式・記述解答のバランスのとれたものです。特に文法問題が巣鴨中学の入試問題の定番。紛らわしい品詞の識別（助動詞・助詞・形容動詞）ができるように、文法の苦手意識をなくすよう準備をしましょう。

理科　 試験時間3０分　配点 5０点 生物・化学・物理・地学の大問４題。問題による難易度のばらつきはありません。どの分野でも苦手を克服しましょう。知識・計算・資料の読み取りと説明力とバランスのとれた学習が必要です。特に2006年度の地震を題材にした時事問題ではＰ－Ｓ時間から震源の距離などを求める高校入試レベルの問題、２００８年度の歳時記を導入部にした花の問題など、独特な切り口の問題が出されています。「理科の問題」と狭い意味でとらえるより幅広い一般常識的な知識を含めての出題です。

社会　試験時間3０分　配点 5０点
地理・歴史・公民の総合問題の大問３題構成。選択式の設問中心です。とくに①②とも正しいとき、①だけ正しいとき等の解答形式には慣れておきましょう